3点A(1,1), B(3,7), C(5,3)が与えられたとき、 (1) 線分ABの長さを求める。 (2) 直線ABの方程式を求める。 (3) 点Cと直線ABの距離を求める。 (4) △ABCの面積を求める。

幾何学座標平面距離直線の方程式点と直線の距離三角形の面積
2025/5/20

1. 問題の内容

3点A(1,1), B(3,7), C(5,3)が与えられたとき、
(1) 線分ABの長さを求める。
(2) 直線ABの方程式を求める。
(3) 点Cと直線ABの距離を求める。
(4) △ABCの面積を求める。

2. 解き方の手順

(1) 線分ABの長さ
2点間の距離の公式を用いる。A(1,1), B(3,7)なので、
AB=(31)2+(71)2=22+62=4+36=40=4×10=210AB = \sqrt{(3-1)^2 + (7-1)^2} = \sqrt{2^2 + 6^2} = \sqrt{4 + 36} = \sqrt{40} = \sqrt{4 \times 10} = 2\sqrt{10}
よって、1=2, 2=1, 3=0
(2) 直線ABの方程式
傾きmは、m=7131=62=3m = \frac{7-1}{3-1} = \frac{6}{2} = 3
点A(1,1)を通るので、
y1=3(x1)y-1 = 3(x-1)
y1=3x3y-1 = 3x-3
3xy2=03x - y - 2 = 0
よって、4=3, 5=2
(3) 点Cと直線ABの距離
点と直線の距離の公式を用いる。C(5,3), 直線AB: 3xy2=03x - y - 2 = 0なので、
d=3(5)3232+(1)2=15329+1=1010=101010=10d = \frac{|3(5) - 3 - 2|}{\sqrt{3^2 + (-1)^2}} = \frac{|15 - 3 - 2|}{\sqrt{9+1}} = \frac{10}{\sqrt{10}} = \frac{10\sqrt{10}}{10} = \sqrt{10}
よって、6=1, 7=0
(4) △ABCの面積
△ABCの面積は、S=12(xAxC)(yByA)(xAxB)(yCyA)S = \frac{1}{2} |(x_A - x_C)(y_B - y_A) - (x_A - x_B)(y_C - y_A)|で計算できる。
S=12(15)(71)(13)(31)=12(4)(6)(2)(2)=1224+4=1220=12×20=10S = \frac{1}{2} |(1-5)(7-1) - (1-3)(3-1)| = \frac{1}{2} |(-4)(6) - (-2)(2)| = \frac{1}{2} |-24 + 4| = \frac{1}{2} |-20| = \frac{1}{2} \times 20 = 10
または、S=12×AB×d=12×210×10=10×10=10S = \frac{1}{2} \times AB \times d = \frac{1}{2} \times 2\sqrt{10} \times \sqrt{10} = \sqrt{10} \times \sqrt{10} = 10
よって、8=1, 9=0

3. 最終的な答え

(1) AB = 2102\sqrt{10}
1 = 2
2 = 1
3 = 0
(2) 3x - y - 2 = 0
4 = 3
5 = 2
(3) d = 10\sqrt{10}
6 = 1
7 = 0
(4) S = 10
8 = 1
9 = 0

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