高さ19.6mの崖の上から、水平方向に小球を投げ出したところ、水平距離29.4m離れた海面に落下した。 (1) 小球が海面に達するまでにかかる時間を求める。 (2) 小球の初速度の大きさを求める。 (3) 海面に達する直前の小球の速さを求める。
2025/5/20
1. 問題の内容
高さ19.6mの崖の上から、水平方向に小球を投げ出したところ、水平距離29.4m離れた海面に落下した。
(1) 小球が海面に達するまでにかかる時間を求める。
(2) 小球の初速度の大きさを求める。
(3) 海面に達する直前の小球の速さを求める。
2. 解き方の手順
(1) 小球が海面に達するまでの時間
水平投射における鉛直方向の運動は自由落下である。
落下距離を [m], 重力加速度を [m/s], 時間を [s]とすると、自由落下の式は
である。
m, m/sを代入して を求めると、
[s]
(2) 小球の初速度の大きさ
水平方向には等速直線運動をするので、水平距離を [m], 初速度を [m/s], 時間を [s]とすると、
である。
m, s を代入して を求めると、
[m/s]
(3) 海面に達する直前の小球の速さ
海面に達する直前の鉛直方向の速度を [m/s]とすると、
である。
m/s, sを代入して を求めると、
[m/s]
海面に達する直前の小球の速さを [m/s]とすると、
である。
m/s, m/s を代入して を求めると、
[m/s]
3. 最終的な答え
(1) 2秒
(2) 14.7 m/s
(3) 24.5 m/s