まず、100と互いに素な数を求めます。
100=22×52 なので、100と互いに素な数は、2の倍数でも5の倍数でもない数です。 1から100までの整数の中で、2の倍数は 100/2=50 個、5の倍数は 100/5=20 個あります。 2の倍数かつ5の倍数、つまり10の倍数は 100/10=10 個あります。 したがって、2の倍数または5の倍数は 50+20−10=60 個です。 1から100までの整数は100個なので、100と互いに素な数は 100−60=40 個となります。 100と互いに素な数は、10k+1, 10k+3, 10k+7, 10k+9 の形をしています(kは整数)。
1から100までの範囲なので、kは0から9までの整数をとります。 次に、これらの数の2乗の和を求めます。
∑k=09((10k+1)2+(10k+3)2+(10k+7)2+(10k+9)2) =∑k=09(100k2+20k+1+100k2+60k+9+100k2+140k+49+100k2+180k+81) =∑k=09(400k2+400k+140) =400∑k=09k2+400∑k=09k+∑k=09140 =400×69(9+1)(2⋅9+1)+400×29(9+1)+140×10 =400×69×10×19+400×29×10+1400 =400×61710+400×45+1400 =400×285+18000+1400 =114000+18000+1400