2次方程式 $x^2 - 3x + 1 = 0$ の2つの解を $\alpha, \beta$ とするとき、$\alpha^2 + \beta^2$ の値を求めよ。

代数学二次方程式解と係数の関係解の2乗和
2025/5/20

1. 問題の内容

2次方程式 x23x+1=0x^2 - 3x + 1 = 0 の2つの解を α,β\alpha, \beta とするとき、α2+β2\alpha^2 + \beta^2 の値を求めよ。

2. 解き方の手順

解と係数の関係を利用します。
2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の2つの解を α,β\alpha, \beta とすると、
α+β=ba\alpha + \beta = -\frac{b}{a}
αβ=ca\alpha \beta = \frac{c}{a}
が成り立ちます。
与えられた2次方程式 x23x+1=0x^2 - 3x + 1 = 0 について、
α+β=31=3\alpha + \beta = -\frac{-3}{1} = 3
αβ=11=1\alpha \beta = \frac{1}{1} = 1
α2+β2\alpha^2 + \beta^2 を求めます。
(α+β)2=α2+2αβ+β2(\alpha + \beta)^2 = \alpha^2 + 2\alpha\beta + \beta^2
より
α2+β2=(α+β)22αβ\alpha^2 + \beta^2 = (\alpha + \beta)^2 - 2\alpha\beta
α2+β2=(3)22(1)=92=7\alpha^2 + \beta^2 = (3)^2 - 2(1) = 9 - 2 = 7

3. 最終的な答え

α2+β2=7\alpha^2 + \beta^2 = 7

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