以下の6つの関数を微分する問題です。問題文には「$\log (x+b)$ や $\log_a (x+b)$ の式にしてから、公式3.4, 5.3を用いて微分せよ」とありますが、特にそのような変換をしなくても、合成関数の微分公式を用いることで解くことができます。対数の底は全て10とします。 (1) $y = \log 3(x-1)$ (2) $y = \log \frac{x+2}{4}$ (3) $y = \log \frac{6}{x+3}$ (4) $y = \log (x-4)(x+5)$ (5) $y = \log \frac{x+7}{x-6}$ (6) $y = \log (x+4)^7$
2025/5/21
1. 問題の内容
以下の6つの関数を微分する問題です。問題文には「 や の式にしてから、公式3.4, 5.3を用いて微分せよ」とありますが、特にそのような変換をしなくても、合成関数の微分公式を用いることで解くことができます。対数の底は全て10とします。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
2. 解き方の手順
合成関数の微分公式 を利用します。
のとき となることを利用します。
(1) とすると、なので、
(2) とすると、なので、
(3) とすると、なので、
(4) とすると、なので、
(5) とすると、なので、
(6) と変形できる。 とすると、なので、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)