(1) 四角形ABCDが長方形であることは、四角形ABCDの対角線の長さが等しいことの、必要条件、十分条件、必要十分条件、必要条件でも十分条件でもないのどれにあたるかを答える問題。 (2) a, b は実数とする。$a \geq b$ は、$|a-b| = a - b$ であることの、必要条件、十分条件、必要十分条件、必要条件でも十分条件でもないのどれにあたるかを答える問題。
2025/5/21
1. 問題の内容
(1) 四角形ABCDが長方形であることは、四角形ABCDの対角線の長さが等しいことの、必要条件、十分条件、必要十分条件、必要条件でも十分条件でもないのどれにあたるかを答える問題。
(2) a, b は実数とする。 は、 であることの、必要条件、十分条件、必要十分条件、必要条件でも十分条件でもないのどれにあたるかを答える問題。
2. 解き方の手順
(1) 四角形ABCDが長方形である 四角形ABCDの対角線の長さが等しい は真。
四角形ABCDの対角線の長さが等しい 四角形ABCDが長方形 は偽(等脚台形の場合が反例)。
よって、必要条件であるが十分条件ではない。
(2) について考える。
のとき、 であるから、 は成り立つ。よって真。
について考える。
が成り立つのは、 のときである。
は、 を意味する。よって真。
したがって、必要十分条件である。
3. 最終的な答え
(1) (b)
(2) (a)