与えられた回路において、各抵抗の値が $R_1 = 30 \Omega$, $R_2 = 5 \Omega$, $R_3 = 5 \Omega$, $R_4 = 10 \Omega$ であるとき、端子a-b間の合成抵抗を求めよ。

応用数学電気回路合成抵抗直列接続並列接続
2025/5/21

1. 問題の内容

与えられた回路において、各抵抗の値が R1=30ΩR_1 = 30 \Omega, R2=5ΩR_2 = 5 \Omega, R3=5ΩR_3 = 5 \Omega, R4=10ΩR_4 = 10 \Omega であるとき、端子a-b間の合成抵抗を求めよ。

2. 解き方の手順

回路は、R1R_1R2R_2の直列接続と、R3R_3R4R_4の直列接続が並列に接続されている。
まず、R1R_1R2R_2の直列接続の合成抵抗R12R_{12}を求める。直列接続の合成抵抗は、各抵抗の和であるから、
R12=R1+R2=30+5=35ΩR_{12} = R_1 + R_2 = 30 + 5 = 35 \Omega
次に、R3R_3R4R_4の直列接続の合成抵抗R34R_{34}を求める。
R34=R3+R4=5+10=15ΩR_{34} = R_3 + R_4 = 5 + 10 = 15 \Omega
最後に、R12R_{12}R34R_{34}の並列接続の合成抵抗RabR_{ab}を求める。並列接続の合成抵抗は、
1Rab=1R12+1R34\frac{1}{R_{ab}} = \frac{1}{R_{12}} + \frac{1}{R_{34}}
より、
Rab=R12×R34R12+R34=35×1535+15=52550=10.5ΩR_{ab} = \frac{R_{12} \times R_{34}}{R_{12} + R_{34}} = \frac{35 \times 15}{35 + 15} = \frac{525}{50} = 10.5 \Omega

3. 最終的な答え

端子a-b間の合成抵抗は 10.5Ω10.5 \Omega である。

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