360の正の約数の個数と、正の約数すべての和を求める問題です。

数論約数素因数分解約数の個数約数の総和
2025/5/21

1. 問題の内容

360の正の約数の個数と、正の約数すべての和を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、360を素因数分解します。
360=23×32×51360 = 2^3 \times 3^2 \times 5^1
次に、約数の個数を求めます。約数の個数は、各素因数の指数に1を足したものを掛け合わせることで求められます。
約数の個数 =(3+1)(2+1)(1+1)=4×3×2=24= (3+1)(2+1)(1+1) = 4 \times 3 \times 2 = 24
次に、約数の総和を求めます。約数の総和は、各素因数について、0乗からその素因数の指数までの和を計算し、それらを掛け合わせることで求められます。
約数の総和 =(20+21+22+23)(30+31+32)(50+51)= (2^0 + 2^1 + 2^2 + 2^3)(3^0 + 3^1 + 3^2)(5^0 + 5^1)
=(1+2+4+8)(1+3+9)(1+5)= (1 + 2 + 4 + 8)(1 + 3 + 9)(1 + 5)
=(15)(13)(6)= (15)(13)(6)
=1170= 1170

3. 最終的な答え

360の正の約数の個数は24個です。
360の正の約数すべての和は1170です。

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