(1) 一般項を求める。
等比数列の一般項を an=arn−1 とおく。ここで、a は初項、r は公比である。 問題文より、第3項が18、第5項が162であるから、
a3=ar2=18 a5=ar4=162 2番目の式を1番目の式で割ると、
ar2ar4=18162 r=3 のとき、a⋅32=18 より a=2 r=−3 のとき、a⋅(−3)2=18 より a=2 よって、一般項は an=2⋅3n−1 または an=2⋅(−3)n−1 (2) 第7項を求める。
(1)で求めた一般項より、a7 を求める。 r=3 のとき、a7=2⋅37−1=2⋅36=2⋅729=1458 r=−3 のとき、a7=2⋅(−3)7−1=2⋅(−3)6=2⋅729=1458 いずれの場合も、a7=1458 (3) 各項が正のとき、初項から第5項までの和を求める。
各項が正であることから、公比は正である。したがって、r=3、a=2 である。 初項から第n項までの和 Sn は、 Sn=r−1a(rn−1) S5=3−12(35−1)=22(243−1)=242