問題は、分子量・式量の計算と、アンモニアに関する物質量の計算問題です。原子量とアボガドロ定数が与えられています。 問1では、酸素、水、二酸化炭素、塩化水素、塩化マグネシウム、水素、窒素、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アルミニウムの分子量または式量を求めます。 問2では、アンモニアの分子量の計算、3.4gのアンモニアが何molか、0.50molのアンモニアが何gか、1.7gのアンモニアが標準状態で何Lかを求めます。

その他化学分子量式量物質量モル化学計算
2025/5/21

1. 問題の内容

問題は、分子量・式量の計算と、アンモニアに関する物質量の計算問題です。原子量とアボガドロ定数が与えられています。
問1では、酸素、水、二酸化炭素、塩化水素、塩化マグネシウム、水素、窒素、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化アルミニウムの分子量または式量を求めます。
問2では、アンモニアの分子量の計算、3.4gのアンモニアが何molか、0.50molのアンモニアが何gか、1.7gのアンモニアが標準状態で何Lかを求めます。

2. 解き方の手順

問1:
① 酸素(O2O_2): 16×2=3216 \times 2 = 32
② 水(H2OH_2O): 1.0×2+16=181.0 \times 2 + 16 = 18
③ 二酸化炭素(CO2CO_2): 12+16×2=4412 + 16 \times 2 = 44
④ 塩化水素(HClHCl): 1.0+35.5=36.51.0 + 35.5 = 36.5
⑤ 塩化マグネシウム(MgCl2MgCl_2): 24+35.5×2=9524 + 35.5 \times 2 = 95
⑥ 水素(H2H_2): 1.0×2=2.01.0 \times 2 = 2.0
⑦ 窒素(N2N_2): 14×2=2814 \times 2 = 28
⑧ 塩化ナトリウム(NaClNaCl): 23+35.5=58.523 + 35.5 = 58.5
⑨ 塩化カリウム(KClKCl): 39+35.5=74.539 + 35.5 = 74.5
⑩ 塩化アルミニウム(AlCl3AlCl_3): 27+35.5×3=133.527 + 35.5 \times 3 = 133.5
問2:
① アンモニア(NH3NH_3)の分子量: 14+1.0×3=1714 + 1.0 \times 3 = 17
② アンモニア3.4gの物質量: 3.4÷17=0.203.4 \div 17 = 0.20 mol
③ アンモニア0.50molの質量: 17×0.50=8.517 \times 0.50 = 8.5 g
④ アンモニア1.7gの標準状態での体積: 1.7÷17=0.101.7 \div 17 = 0.10 mol。標準状態では、1 molの気体が22.4 Lを占めるので、0.10×22.4=2.240.10 \times 22.4 = 2.24 L。 有効数字2桁で表すと、2.2 L

3. 最終的な答え

問1:
① 酸素: 32
② 水: 18
③ 二酸化炭素: 44
④ 塩化水素: 36.5
⑤ 塩化マグネシウム: 95
⑥ 水素: 2.0
⑦ 窒素: 28
⑧ 塩化ナトリウム: 58.5
⑨ 塩化カリウム: 74.5
⑩ 塩化アルミニウム: 133.5
問2:
① アンモニアの分子量: 17
② アンモニア3.4gの物質量: 0.20 mol
③ アンモニア0.50molの質量: 8.5 g
④ アンモニア1.7gの標準状態での体積: 2.2 L

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