(1) $\triangle ABC$ の外接円の半径 $R$ を求めます。ただし、$\angle A = 60^\circ$ であり、辺 $BC = 8$ です。 (2) $\triangle ABC$ の外接円の半径 $R$ を求めます。ただし、$\angle B = 45^\circ$ であり、辺 $AC = \sqrt{2}$ です。

幾何学三角形外接円正弦定理角度辺の長さ
2025/5/22

1. 問題の内容

(1) ABC\triangle ABC の外接円の半径 RR を求めます。ただし、A=60\angle A = 60^\circ であり、辺 BC=8BC = 8 です。
(2) ABC\triangle ABC の外接円の半径 RR を求めます。ただし、B=45\angle B = 45^\circ であり、辺 AC=2AC = \sqrt{2} です。

2. 解き方の手順

(1) 正弦定理を利用します。正弦定理とは、三角形 ABCABC において、外接円の半径を RR とすると、
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
が成り立つというものです。
今回は a=BC=8a = BC = 8 であり、A=60\angle A = 60^\circ であるので、
8sin60=2R\frac{8}{\sin 60^\circ} = 2R
sin60=32\sin 60^\circ = \frac{\sqrt{3}}{2}
であるから、
832=2R\frac{8}{\frac{\sqrt{3}}{2}} = 2R
163=2R\frac{16}{\sqrt{3}} = 2R
R=83=833R = \frac{8}{\sqrt{3}} = \frac{8\sqrt{3}}{3}
(2) 正弦定理を利用します。正弦定理とは、三角形 ABCABC において、外接円の半径を RR とすると、
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
が成り立つというものです。
今回は b=AC=2b = AC = \sqrt{2} であり、B=45\angle B = 45^\circ であるので、
2sin45=2R\frac{\sqrt{2}}{\sin 45^\circ} = 2R
sin45=22\sin 45^\circ = \frac{\sqrt{2}}{2}
であるから、
222=2R\frac{\sqrt{2}}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = 2R
2=2R2 = 2R
R=1R = 1

3. 最終的な答え

(1) 833\frac{8\sqrt{3}}{3}
(2) 11

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