四角形ABCDにおいて、以下の値を求めます。 (1) 辺ADの長さ (2) 角BADの大きさ (3) 線分DOの長さ (4) 角ABOの大きさ 図から読み取れる情報は以下の通りです。 * AB = 5 cm * BC = 6 cm * AC = 9 cm * 角BCO = 105° * 角ABO = 35°

幾何学四角形平行四辺形角度辺の長さ対角線
2025/3/24
## 解答

1. 問題の内容

四角形ABCDにおいて、以下の値を求めます。
(1) 辺ADの長さ
(2) 角BADの大きさ
(3) 線分DOの長さ
(4) 角ABOの大きさ
図から読み取れる情報は以下の通りです。
* AB = 5 cm
* BC = 6 cm
* AC = 9 cm
* 角BCO = 105°
* 角ABO = 35°

2. 解き方の手順

(1) 辺ADの長さ:
向かい合う辺の長さが等しく、四角形ABCDは平行四辺形であると考えられるため、AD=BCAD = BC
(2) 角BADの大きさ:
向かい合う角の大きさが等しいので、角BCDの大きさを求めてから、角BADの大きさを求める。
まず、三角形ABCの内角の和は180°であるから、角BACを求める。
BAC=180°ABCBCA=180°35°BCA角BAC = 180° - 角ABC - 角BCA = 180° - 35° - 角BCA
次に、角BCAを求める。
角BCO = 105°より、角BCA = 180° - 105° = 75°
よって、角BAC = 180° - 35° - 75° = 70°
平行四辺形の隣り合う内角の和は180°であるため、角ABC + 角BAD = 180°
角ABC = 角ABO + 角OBC = 35° + 角OBC
角BAD = 角BAC + 角CAD = 70° + 角CAD
角ADC = 角ABC = 35° + 角OBC
角BCD = 角BAD = 70° + 角CAD
また、角BCD = 角BCO + 角OCD = 105° + 角OCD
よって、角BAD = 角BCD = 105°
したがって、角BAD = 180° - 角ABC = 180° - 35° = 145°
(3) 線分DOの長さ:
平行四辺形の対角線は互いの中点で交わるため、DO=BODO = BO
三角形ABOにおいて、AOB=180°ABOBAO角AOB = 180° - 角ABO - 角BAO
AOB=180°35°70°=75°角AOB = 180° - 35° - 70° = 75°
AOB=DOC=75°角AOB = 角DOC = 75°
BO=BD/2BO = BD/2DO=BD/2DO = BD/2
BD=5BD = 5 より、BO=DO=5/2=2.5BO = DO = 5/2 = 2.5
(4) 角ABOの大きさ:
問題文中に、角ABO = 35°と記載されています。

3. 最終的な答え

(1) 辺ADの長さ: 6 cm
(2) 角BADの大きさ: 145°
(3) 線分DOの長さ: 2.5 cm
(4) 角ABOの大きさ: 35°

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