$n$ が3の倍数でないとき、$n^2$ が3の倍数でないことを証明する問題です。$n$ は3の倍数でないので、$n = 3k+1$ または $n = 3k+2$ と表せます。それぞれの場合について、$n^2$ を計算し、3の倍数ではないことを示します。空欄ア、イ、ウを埋めます。

数論整数の性質倍数合同式証明
2025/5/22

1. 問題の内容

nn が3の倍数でないとき、n2n^2 が3の倍数でないことを証明する問題です。nn は3の倍数でないので、n=3k+1n = 3k+1 または n=3k+2n = 3k+2 と表せます。それぞれの場合について、n2n^2 を計算し、3の倍数ではないことを示します。空欄ア、イ、ウを埋めます。

2. 解き方の手順

まず、n=3k+1n = 3k+1 のときを考えます。
n2=(3k+1)2=9k2+6k+1=3(3k2+2k)+1n^2 = (3k+1)^2 = 9k^2 + 6k + 1 = 3(3k^2 + 2k) + 1
次に、n=3k+2n = 3k+2 のときを考えます。
n2=(3k+2)2=9k2+12k+4=9k2+12k+3+1=3(3k2+4k+1)+1n^2 = (3k+2)^2 = 9k^2 + 12k + 4 = 9k^2 + 12k + 3 + 1 = 3(3k^2 + 4k + 1) + 1
アに入るのは 3k+13k+1 です。
n=3k+1n = 3k+1 のとき、n2=3(3k2+2k)+1n^2 = 3(3k^2 + 2k) + 1 より、イに入るのは3、ウに入るのは1です。
n=3k+2n = 3k+2 のとき、n2=3(3k2+4k+1)+1n^2 = 3(3k^2 + 4k + 1) + 1 です。

3. 最終的な答え

ア: 3k+13k+1
イ: 33
ウ: 11

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