自然数 $a$, $b$, $c$ について、$a^2 + b^2 = c^2$ ならば、$a$, $b$, $c$ のうち少なくとも1つは偶数であることを証明するために、対偶を利用して空欄を埋める問題です。

数論整数三平方の定理対偶偶数奇数証明
2025/5/22

1. 問題の内容

自然数 aa, bb, cc について、a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2 ならば、aa, bb, cc のうち少なくとも1つは偶数であることを証明するために、対偶を利用して空欄を埋める問題です。

2. 解き方の手順

与えられた命題の対偶は、「aa, bb, cc がすべて奇数であるならば、a2+b2c2a^2 + b^2 \neq c^2 である」となります。
aa, bb, cc がすべて奇数であると仮定します。奇数の二乗は奇数なので、a2a^2, b2b^2, c2c^2 はそれぞれ奇数です。
奇数 + 奇数 = 偶数となるので、a2+b2a^2 + b^2 は偶数となります。
一方、c2c^2は奇数なので、a2+b2c2a^2 + b^2 \neq c^2となります。
したがって、与えられた命題の対偶が真であるから、もとの命題も真であると言えます。

3. 最終的な答え

ア: 奇数
イ: 奇数
ウ: 偶数

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