与えられた数(200, 48, 360)の正の約数の総和をそれぞれ求める。

数論約数素因数分解正の約数の総和
2025/5/22

1. 問題の内容

与えられた数(200, 48, 360)の正の約数の総和をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

正の約数の総和を求めるには、まず与えられた数を素因数分解し、その結果を用いて計算する。
(1) 200の場合:
200を素因数分解すると、200=23×52200 = 2^3 \times 5^2となる。
正の約数の総和は、(1+2+22+23)(1+5+52)(1 + 2 + 2^2 + 2^3)(1 + 5 + 5^2)で計算できる。
(1+2+4+8)(1+5+25)=15×31=465(1 + 2 + 4 + 8)(1 + 5 + 25) = 15 \times 31 = 465
(2) 48の場合:
48を素因数分解すると、48=24×3148 = 2^4 \times 3^1となる。
正の約数の総和は、(1+2+22+23+24)(1+3)(1 + 2 + 2^2 + 2^3 + 2^4)(1 + 3)で計算できる。
(1+2+4+8+16)(1+3)=31×4=124(1 + 2 + 4 + 8 + 16)(1 + 3) = 31 \times 4 = 124
(3) 360の場合:
360を素因数分解すると、360=23×32×51360 = 2^3 \times 3^2 \times 5^1となる。
正の約数の総和は、(1+2+22+23)(1+3+32)(1+5)(1 + 2 + 2^2 + 2^3)(1 + 3 + 3^2)(1 + 5)で計算できる。
(1+2+4+8)(1+3+9)(1+5)=15×13×6=1170(1 + 2 + 4 + 8)(1 + 3 + 9)(1 + 5) = 15 \times 13 \times 6 = 1170

3. 最終的な答え

(1) 200の正の約数の総和は465。
(2) 48の正の約数の総和は124。
(3) 360の正の約数の総和は1170。

「数論」の関連問題

問題は、与えられた数について、正の約数の個数とその総和を求めることです。ここでは、(1) $5 \cdot 2^3$ と (2) 108 について求めます。

約数素因数分解整数の性質
2025/5/24

整数 $m, n$ について、命題「$m^2 + n^2$ が奇数ならば、$mn$ は偶数である」を対偶を考えることによって証明する。

整数命題対偶証明
2025/5/24

1から100までの整数について、以下の2つの条件を満たす整数の個数を求める。 (1) 2, 3, 7の少なくとも1つで割り切れる数 (2) 2では割り切れるが、3でも7でも割り切れない数

整数の性質包除原理約数集合
2025/5/24

$\sqrt{2k-1}$ が整数となるような正の整数 $k$ を2つ求める問題です。

平方根整数の性質方程式
2025/5/23

2022以下の自然数のうち、4で割ると3余り、かつ11で割ると5余る数は何個あるかを求める問題です。

合同式不定方程式整数問題剰余中国剰余定理
2025/5/23

問題は、素数がどのようなものかを、11Pを参考にして20字程度で答えることを求めています。

素数整数の性質約数
2025/5/23

2つの整数の最大公約数(GCD)をユークリッドの互除法によって求め、それぞれの数を因数分解し、暗号を解読してアナグラムを解き、対応する単語を答える問題です。

最大公約数ユークリッドの互除法素因数分解暗号解読
2025/5/23

671と781という2つの数字が与えられています。これらの数字に対して、まず最大公約数を求め、その後、問題文にあるテキスト72ページの暗号キー(a=2, b=3,...)を用いて、2つの数字から暗号を...

最大公約数因数分解素数暗号アナグラム
2025/5/23

ユークリッドの互除法を用います。 $781 = 671 \times 1 + 110$ $671 = 110 \times 6 + 11$ $110 = 11 \times 1...

最大公約数ユークリッドの互除法因数分解暗号
2025/5/23

$\sqrt{2}$が無理数であることを用いて、「$1+\sqrt{2}$は無理数である」という命題を背理法で証明する。空欄(1)~(6)に当てはまる選択肢I~IVを正しい順に並べる問題。

背理法無理数有理数数学的証明
2025/5/22