A地からB地へ向かう人が8時に出発しました。8時10分にA地を出発したB地行きのバスに8時12分に追い越され、8時10分にB地を出発したA地行きのバスに8時16分に出会いました。人の分速とバスの分速を求めなさい。ただし、人もバスもそれぞれの速さは一定であり、どのバスも同じ速さで走るものとします。A,B間の距離は$4160m$です。

代数学方程式速さ距離文章問題
2025/5/22

1. 問題の内容

A地からB地へ向かう人が8時に出発しました。8時10分にA地を出発したB地行きのバスに8時12分に追い越され、8時10分にB地を出発したA地行きのバスに8時16分に出会いました。人の分速とバスの分速を求めなさい。ただし、人もバスもそれぞれの速さは一定であり、どのバスも同じ速さで走るものとします。A,B間の距離は4160m4160mです。

2. 解き方の手順

人の分速をxx、バスの分速をyyとします。
まず、人が8時に出発してから8時12分にバスに追い越されるまでの時間を考えます。
人が出発してから12分後、バスは出発してから2分後に追い越します。
このとき、人が進んだ距離とバスが進んだ距離の差は、人が8時10分から8時12分までの間に進んだ距離に等しいです。
2y12x=02y - 12x = 0 したがって、
y=6xy=6x --- (1)
次に、人が8時に出発してから8時16分にバスに出会うまでの時間を考えます。
人が出発してから16分後、バスは出発してから6分後に人と出会います。
このとき、人が進んだ距離とバスが進んだ距離の和は、A,B間の距離4160m4160mに等しいです。
16x+6y=416016x + 6y = 4160 --- (2)
(1)を(2)に代入します。
16x+6(6x)=416016x + 6(6x) = 4160
16x+36x=416016x + 36x = 4160
52x=416052x = 4160
x=416052=80x = \frac{4160}{52} = 80
(1)にx=80x=80を代入します。
y=6×80=480y = 6 \times 80 = 480

3. 最終的な答え

人の分速は80m80m、バスの分速は480m480mです。

「代数学」の関連問題

与えられた行列の行列式が $-acefhm$ になることを、行と列の基本変形を用いて示す問題です。行列は以下の通りです。 $\begin{vmatrix} 0 & a & 0 & 0 & 0 & 0 ...

行列式行列の基本変形線形代数
2025/5/23

$n \times n$ 行列 $A$ が与えられています。この行列は、対角成分が $a+b$ であり、それ以外の成分が $a$ であるような行列です。この行列の行列式 $\det(A)$ が $b^...

行列式線形代数行列
2025/5/23

平面ベクトル $\mathbf{x} = \begin{pmatrix} x \\ y \end{pmatrix}$ に対して、ベクトル $\mathbf{a} = \begin{pmatrix} 3...

線形代数ベクトル線形写像内積外積回転
2025/5/23

与えられた行列 $A$ に関する問題です。行列 $A$ は、$h$ と $-h$ が対角線上とその隣に並び、残りの要素がすべて0の正方行列です。問題の内容は、この行列 $A$ を使って何を計算するかは...

線形代数行列固有値三重対角行列
2025/5/23

与えられた式 $a(b-c)^2 + b(c-a)^2 + c(a-b)^2 + 8abc$ を因数分解または簡単にせよ。

因数分解多項式
2025/5/22

次の方程式を解く問題です。 (1) $2^x = 32$ (2) $81^x = \frac{1}{9}$ (3) $25^x = 125^{x-1}$ (4) $(\frac{1}{3})^x = ...

指数指数方程式累乗
2025/5/22

関数 $f(x) = 4^{x+1} - 2^{x+3} + 3$ について、 $2^x = t$ とおいたときの $f(x)$ の式を求め、方程式 $f(x) = 0$ を満たす $x$ の値を求め...

指数関数二次関数方程式対数最小値
2025/5/22

関数 $f(x) = 2^x - 2^{-x}$ が与えられたとき、$f(-x+3)$ を計算し、その結果を $A \cdot 2^{-x} - \frac{I}{U} \cdot 2^x$ の形で表...

指数関数方程式グラフ共有点
2025/5/22

関数 $y = x^2 - 4x + a$ において、$1 \le x \le 5$ の範囲での最大値が 6 であるとき、定数 $a$ の値を求めよ。

二次関数最大値平方完成定義域
2025/5/22

(1) $a^{1/2} + a^{-1/2} = 3$ ($a > 1$)のとき、$a + a^{-1}$と$a^2 - a^{-2}$の値を求める。 (2) 三つの数$a = \log_2 3$,...

式の計算対数指数
2025/5/22