2次関数 $y = x^2 - 2x + 2$ について、定義域 $0 \le x \le 3$ における最大値と最小値を求め、それぞれの $x$ の値を求める問題です。

代数学二次関数最大値最小値平方完成グラフ
2025/5/22

1. 問題の内容

2次関数 y=x22x+2y = x^2 - 2x + 2 について、定義域 0x30 \le x \le 3 における最大値と最小値を求め、それぞれの xx の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた2次関数を平方完成します。
y=x22x+2y = x^2 - 2x + 2
y=(x22x+1)+21y = (x^2 - 2x + 1) + 2 - 1
y=(x1)2+1y = (x - 1)^2 + 1
この式から、グラフの頂点が (1,1)(1, 1) であることがわかります。また、このグラフは下に凸な放物線です。
次に、定義域 0x30 \le x \le 3 内での最大値と最小値を考えます。
頂点の xx 座標は x=1x = 1 であり、これは定義域内に含まれています。したがって、最小値は頂点の yy 座標である 11 となります。最小値をとる xx の値は 11 です。
最大値は、定義域の端点でとる可能性があります。
x=0x = 0 のとき、y=(01)2+1=1+1=2y = (0 - 1)^2 + 1 = 1 + 1 = 2
x=3x = 3 のとき、y=(31)2+1=4+1=5y = (3 - 1)^2 + 1 = 4 + 1 = 5
したがって、最大値は 55 で、そのときの xx の値は 33 です。

3. 最終的な答え

最大値: 5 (x=3x = 3 のとき)
最小値: 1 (x=1x = 1 のとき)

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