(1)
x,y,z は自然数なので、x≥1,y≥1,z≥1 である。 x′=x−1,y′=y−1,z′=z−1 とおくと、x′,y′,z′≥0 であり、 x=x′+1,y=y′+1,z=z′+1 となる。 x+y+z=(x′+1)+(y′+1)+(z′+1)=x′+y′+z′+3=9 よって、x′+y′+z′=6 を満たす非負整数 x′,y′,z′ の組の個数を求める。 これは、6個の〇と2本の仕切りの並び方の総数に等しい。
したがって、求める組の個数は、
(26+2)=(28)=2×18×7=28 (2)
(i) PからQまでの最短経路の総数
PからQまで行くには、右に5回、上に4回移動する必要がある。
よって、最短経路の総数は、
(45+4)=(49)=4×3×2×19×8×7×6=126 (ii) Rを通る経路の数
PからRまでの最短経路の数は、右に2回、上に2回移動する必要があるので、
(22+2)=(24)=2×14×3=6 RからQまでの最短経路の数は、右に3回、上に2回移動する必要があるので、
(23+2)=(25)=2×15×4=10 したがって、PからRを通ってQまで行く最短経路の数は、
6×10=60 (iii) ×印の箇所を通らない経路の数
PからQまでの最短経路の総数は126通り。
×印の箇所を通る最短経路の数を求める。
Pから×印の箇所までの最短経路の数は、右に1回、上に2回移動する必要があるので、
(21+2)=(23)=2×13×2=3 ×印の箇所からQまでの最短経路の数は、右に4回、上に2回移動する必要があるので、
(24+2)=(26)=2×16×5=15 したがって、Pから×印を通ってQまで行く最短経路の数は、
3×15=45 したがって、×印の箇所を通らない経路の数は、
126−45=81