基本的な考え方として、PQ // BC であることから、△APQ と △ABC が相似であることを利用します。相似比を用いて、必要な線分の長さを計算します。
(1) QCを求める
AP/AB=AQ/AC が成り立ちます。 AP=2, AB=2+4=6, AQ=3 なので、 2/6=3/AC より AC=9 となります。 したがって、QC=AC−AQ=9−3=6。 (2) APを求める
AQ/AC=AP/AB が成り立ちます。 AQ=10, AC=10+4=14, PB=6, AB=AP+PB なので、AB=AP+6。 したがって、10/14=AP/(AP+6) となります。 これを解くと、10(AP+6)=14APとなり、10AP+60=14APなので、4AP=60。 (3) PQを求める
AP/AB=PQ/BC が成り立ちます。 AP=4, AB=4+2=6, BC=9 なので、4/6=PQ/9。 したがって、PQ=(4/6)∗9=6。 (4) APを求める
AP/AB=AQ/AC が成り立ちます。 AQ=4, BC=12。 AB=AP+9, AC=4+QC。 PQ/BC=AP/ABなので、4/12=AP/(AP+9)。 1/3=AP/(AP+9)。 AP+9=3AP。 (5) PBを求める
AP/AB=AQ/ACが成り立ちます。 AQ=6, BC=21。 AP/AB=PQ/BC AP/(AP+PB)=6/21=2/7. AP=14−PB. (14−PB)/(14)=2/7. 7(14−PB)=2∗14. 98−7PB=28.