△ABCにおいて、PQ // BCであるとき、以下の各図における指定された線分の長さを求めます。 (1) QC (2) AP (3) PQ (4) AP (5) PB

幾何学相似三角形線分の長さ
2025/5/23
はい、承知いたしました。問題に取り組みます。

1. 問題の内容

△ABCにおいて、PQ // BCであるとき、以下の各図における指定された線分の長さを求めます。
(1) QC
(2) AP
(3) PQ
(4) AP
(5) PB

2. 解き方の手順

基本的な考え方として、PQ // BC であることから、△APQ と △ABC が相似であることを利用します。相似比を用いて、必要な線分の長さを計算します。
(1) QCを求める
AP/AB=AQ/ACAP/AB = AQ/AC が成り立ちます。
AP=2AP = 2, AB=2+4=6AB = 2+4 = 6, AQ=3AQ = 3 なので、 2/6=3/AC2/6 = 3/AC より AC=9AC = 9 となります。
したがって、QC=ACAQ=93=6QC = AC - AQ = 9 - 3 = 6
(2) APを求める
AQ/AC=AP/ABAQ/AC = AP/AB が成り立ちます。
AQ=10AQ = 10, AC=10+4=14AC = 10+4 = 14, PB=6PB = 6, AB=AP+PBAB = AP + PB なので、AB=AP+6AB = AP + 6
したがって、10/14=AP/(AP+6)10/14 = AP/(AP+6) となります。
これを解くと、10(AP+6)=14AP10(AP + 6) = 14APとなり、10AP+60=14AP10AP + 60 = 14APなので、4AP=604AP = 60
AP=15AP = 15
(3) PQを求める
AP/AB=PQ/BCAP/AB = PQ/BC が成り立ちます。
AP=4AP = 4, AB=4+2=6AB = 4+2 = 6, BC=9BC = 9 なので、4/6=PQ/94/6 = PQ/9
したがって、PQ=(4/6)9=6PQ = (4/6) * 9 = 6
(4) APを求める
AP/AB=AQ/ACAP/AB = AQ/AC が成り立ちます。
AQ=4AQ = 4, BC=12BC = 12
AB=AP+9AB = AP + 9, AC=4+QCAC = 4 + QC
PQ/BC=AP/ABPQ/BC = AP/ABなので、4/12=AP/(AP+9)4/12 = AP/(AP+9)
1/3=AP/(AP+9)1/3 = AP/(AP+9)
AP+9=3APAP+9 = 3AP
2AP=92AP = 9
AP=4.5AP = 4.5
(5) PBを求める
AP/AB=AQ/ACAP/AB = AQ/ACが成り立ちます。
AQ=6AQ=6, BC=21BC = 21
AP/AB=PQ/BCAP/AB = PQ/BC
AP/(AP+PB)=6/21=2/7AP/(AP+PB) = 6/21 = 2/7.
AP=14PBAP = 14-PB.
(14PB)/(14)=2/7(14-PB)/(14) = 2/7.
7(14PB)=2147(14-PB) = 2*14.
987PB=2898 - 7PB = 28.
7PB=707PB = 70.
PB=10PB = 10.

3. 最終的な答え

(1) QC = 6
(2) AP = 15
(3) PQ = 6
(4) AP = 4.5
(5) PB = 10

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