A, B間の距離が10kmである。つよしはAからBへ、ゆうきはBからAへ向かい、AB間をそれぞれ1往復する。つよしとゆうきが同時に出発したところ、行きはAから6kmの地点で出会い、帰りは出発から2時間後に再び出会った。つよしの速さを$x$ km/時、ゆうきの速さを$y$ km/時とするとき、それぞれの速さを求める。

代数学連立方程式速さ距離時間文章問題
2025/3/24

1. 問題の内容

A, B間の距離が10kmである。つよしはAからBへ、ゆうきはBからAへ向かい、AB間をそれぞれ1往復する。つよしとゆうきが同時に出発したところ、行きはAから6kmの地点で出会い、帰りは出発から2時間後に再び出会った。つよしの速さをxx km/時、ゆうきの速さをyy km/時とするとき、それぞれの速さを求める。

2. 解き方の手順

まず、行きに出会った地点がAから6kmの地点であることから、つよしが6km進んだとき、ゆうきは4km進んだことがわかる。したがって、速さの比はx:y=6:4=3:2x:y = 6:4 = 3:2となる。このことから、2x=3y2x = 3yという式が得られる。
次に、帰りは出発から2時間後に出会ったことから、2時間でつよしとゆうきの進んだ距離の合計は、AB間の距離10kmの2倍である20kmに等しい。したがって、2x+2y=202x + 2y = 20という式が得られる。これを整理すると、x+y=10x+y=10となる。
上記の2つの式を連立方程式として解く。
2x=3y2x = 3y (1)
x+y=10x + y = 10 (2)
式(2)より、x=10yx = 10 - y。これを式(1)に代入する。
2(10y)=3y2(10 - y) = 3y
202y=3y20 - 2y = 3y
5y=205y = 20
y=4y = 4
x=10y=104=6x = 10 - y = 10 - 4 = 6
よって、x=6x = 6 km/時、y=4y = 4 km/時となる。

3. 最終的な答え

2x=3y2x = 3y
2x+2y=202x + 2y = 20
x=6x = 6, y=4y = 4
よって、つよしさんの速さは6km/時、ゆうきさんの速さは4km/時となる。

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