1. 問題の内容
2つの奇数の差が偶数になることを、文字を使って説明する問題です。
2. 解き方の手順
(1) 2つの奇数を文字を使って表します。
奇数は、整数 を用いて の形で表すことができます。したがって、2つの異なる奇数は、 と ( は整数、)と表せます。
(2) 2つの奇数の差を計算します。
を計算します。
(3) 計算結果が偶数になることを示します。
計算結果を の形に変形できることを示します。
計算してみましょう。
と は整数なので、 も整数です。
したがって、 は の形をしており、偶数であることがわかります。
3. 最終的な答え
2つの奇数を , ( は整数)とすると、その差は となり、 は整数なので、 は偶数である。