容積200Lの水槽に、A管とB管を使って水を入れる。A管で3時間入れた後、B管だけで2時間入れると満水になる。A管で2時間入れた後、B管だけで4時間入れると満水になる。A管とB管を同時に使うと何時間何分で満水になるかを求める。A管は1時間に $x$ L、B管は1時間に $y$ Lの水を入れられる。連立方程式を解き、A管とB管を同時に使ったときに満水になる時間を計算する。

代数学連立方程式文章問題方程式割合
2025/3/24

1. 問題の内容

容積200Lの水槽に、A管とB管を使って水を入れる。A管で3時間入れた後、B管だけで2時間入れると満水になる。A管で2時間入れた後、B管だけで4時間入れると満水になる。A管とB管を同時に使うと何時間何分で満水になるかを求める。A管は1時間に xx L、B管は1時間に yy Lの水を入れられる。連立方程式を解き、A管とB管を同時に使ったときに満水になる時間を計算する。

2. 解き方の手順

まず、問題文から以下の連立方程式を立てる。
3x+2y=2003x + 2y = 200 ...(1)
2x+4y=2002x + 4y = 200 ...(2)
(1)式を2倍すると、
6x+4y=4006x + 4y = 400 ...(3)
(3)式から(2)式を引くと、
4x=2004x = 200
x=50x = 50
x=50x = 50 を(1)式に代入すると、
3(50)+2y=2003(50) + 2y = 200
150+2y=200150 + 2y = 200
2y=502y = 50
y=25y = 25
したがって、 x=50x = 50, y=25y = 25 である。
次に、A管とB管を同時に使って tt 時間で満水になる場合を考える。
t(x+y)=200t(x + y) = 200
t(50+25)=200t(50 + 25) = 200
75t=20075t = 200
t=20075=83t = \frac{200}{75} = \frac{8}{3}
したがって、t=83t = \frac{8}{3} 時間である。
83\frac{8}{3} 時間は、2時間と 23\frac{2}{3} 時間に分けられる。
23\frac{2}{3} 時間は 23×60=40\frac{2}{3} \times 60 = 40 分である。

3. 最終的な答え

連立方程式の解: x=50x = 50, y=25y = 25
満水になる時間: t=83t = \frac{8}{3}
A管とB管の両方を使うと、水そうは2時間40分で満水になる。

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