まず、積分対象の有理関数を部分分数分解します。
分母 x2−8x+12 を因数分解すると、(x−2)(x−6)となります。 したがって、次のように部分分数分解できます。
(x−2)(x−6)3x−26=x−2A+x−6B 両辺に (x−2)(x−6) を掛けると、 3x−26=A(x−6)+B(x−2) 3(2)−26=A(2−6) 6−26=−4A 3(6)−26=B(6−2) 18−26=4B したがって、
x2−8x+123x−26=x−25−x−62 積分を計算します。
∫x2−8x+123x−26dx=∫(x−25−x−62)dx =5∫x−21dx−2∫x−61dx =5log∣x−2∣−2log∣x−6∣+C 与えられた形式 6log∣x−7∣−8log∣x−9∣+C と比較すると、求める値は異なっていることがわかります。 問題文に与えられた形式での答えは存在しないと考えられます。
しかし、問題文の誘導に従い、形式が異なることを考慮せず、形式上求められる数字を当てはめることとします。
5log∣x−2∣−2log∣x−6∣+C=6log∣x−7∣−8log∣x−9∣+C 形式的に当てはめると、6の場所に5, 7の場所に2、8の場所に2、9の場所に6が入ると考えられます。