与えられた関数について、定義域内での最大値と最小値を求める問題です。 (1) $y=2x+3$ ($1 < x \le 3$) (2) $y=-3x+4$ ($0 < x < 2$)

解析学関数の最大値関数の最小値一次関数定義域
2025/5/24

1. 問題の内容

与えられた関数について、定義域内での最大値と最小値を求める問題です。
(1) y=2x+3y=2x+3 (1<x31 < x \le 3)
(2) y=3x+4y=-3x+4 (0<x<20 < x < 2)

2. 解き方の手順

(1) y=2x+3y=2x+3 (1<x31 < x \le 3)
この関数は一次関数であり、係数2が正なので、xの値が増加するとyの値も増加します。
定義域は 1<x31 < x \le 3 です。
x=1x=1 のとき、y=2(1)+3=5y=2(1)+3=5 ですが、x>1x>1 なので、yは5より大きい値を取ります。したがって、最小値は存在しません。
x=3x=3 のとき、y=2(3)+3=9y=2(3)+3=9 です。x3x \le 3 なので、yは9を取ることができます。したがって、最大値は9です。
(2) y=3x+4y=-3x+4 (0<x<20 < x < 2)
この関数は一次関数であり、係数-3が負なので、xの値が増加するとyの値は減少します。
定義域は 0<x<20 < x < 2 です。
x=0x=0 のとき、y=3(0)+4=4y=-3(0)+4=4 ですが、x>0x>0 なので、yは4より小さい値を取ります。したがって、最大値は存在しません。
x=2x=2 のとき、y=3(2)+4=2y=-3(2)+4=-2 ですが、x<2x<2 なので、yは-2より大きい値を取ります。したがって、最小値は存在しません。

3. 最終的な答え

(1) 最大値:9、最小値:なし
(2) 最大値:なし、最小値:なし

「解析学」の関連問題

数列 $\{a_n\}$ が与えられたとき、$n \ge N$ ならば $|a_n - \alpha| < 10^{-4}$ が成り立つような最小の自然数 $N$ を求める問題です。ここで、$\alp...

数列極限収束不等式
2025/5/24

与えられた三角関数 $y = 2\sin(\frac{\theta}{2} - \frac{\pi}{3}) + 1$ の周期を求め、さらに、関数 $y = 2\sin\frac{\theta}{2}...

三角関数周期グラフの平行移動振幅
2025/5/24

領域$D$上で、関数$e^{x+y}$の重積分を計算します。ここで領域$D$は、$y \ge 0$, $y \le x$, $x+y \le 2$によって定義されます。

重積分多重積分積分領域
2025/5/24

領域 $D$ が $y \ge 1-x$, $x \le 1$, $y \le 1$ で定義されるとき、二重積分 $\iint_D x^2 y \, dx dy$ の値を計算します。

二重積分領域積分計算
2025/5/24

領域 $D$ 上の重積分 $\iint_D x^2 y \,dx\,dy$ を計算します。領域 $D$ は $y \ge 1-x$, $x \le 1$, $y \le 1$ で定義されています。

重積分積分領域二重積分
2025/5/24

半径2の円周上を運動する質点AとBについて、それぞれの時刻$t$における位置が与えられています。 $r^A(t) = 2(\cos(\frac{\pi t}{3} - \frac{\pi}{6})i ...

円運動軌跡角速度加速度速度微分
2025/5/24

半径2の円周上を運動する2つの質点AとBについて、与えられた位置ベクトル $\vec{r}^A(t)$ と $\vec{r}^B(t)$ をもとに、以下の問いに答える。 * (i) $0 \le ...

ベクトル円運動軌跡角速度加速度微分
2025/5/24

半径2の円周上を運動する質点A, Bの位置がそれぞれ $r^A(t) = 2 (\cos(\frac{\pi t}{3} - \frac{\pi}{6})i + \sin(\frac{\pi t}{3...

ベクトル解析円運動角速度加速度速度
2025/5/24

2変数関数 $z = f(x, y) = x^2 - 6xy + 2y^3$ について、極値があればその値と極大値または極小値を求め、極値がなければ「なし」と答える。

多変数関数偏微分極値ヘッセ行列
2025/5/24

半径2の円周上を運動する質点A, Bについて、それぞれの時刻 $t$ における位置が与えられています。 - 質点Aの位置: $\vec{r}^A(t) = 2(\cos(\frac{\pi t}{3}...

円運動ベクトル速度加速度微分軌跡
2025/5/24