順列の値を求める問題です。具体的には、次の4つの順列の値を計算します。 (1) $ _5P_2 $ (2) $ _8P_4 $ (3) $ _3P_1 $ (4) $ _6P_6 $

離散数学順列組み合わせ場合の数nPr
2025/5/24

1. 問題の内容

順列の値を求める問題です。具体的には、次の4つの順列の値を計算します。
(1) 5P2 _5P_2
(2) 8P4 _8P_4
(3) 3P1 _3P_1
(4) 6P6 _6P_6

2. 解き方の手順

順列 nPr _nP_r は、n個の中からr個を選んで並べる場合の数を表し、次の式で計算されます。
nPr=n!(nr)!=n×(n1)×(n2)××(nr+1) _nP_r = \frac{n!}{(n-r)!} = n \times (n-1) \times (n-2) \times \cdots \times (n-r+1)
(1) 5P2 _5P_2 の場合:
5P2=5!(52)!=5!3!=5×4=20 _5P_2 = \frac{5!}{(5-2)!} = \frac{5!}{3!} = 5 \times 4 = 20
(2) 8P4 _8P_4 の場合:
8P4=8!(84)!=8!4!=8×7×6×5=1680 _8P_4 = \frac{8!}{(8-4)!} = \frac{8!}{4!} = 8 \times 7 \times 6 \times 5 = 1680
(3) 3P1 _3P_1 の場合:
3P1=3!(31)!=3!2!=3 _3P_1 = \frac{3!}{(3-1)!} = \frac{3!}{2!} = 3
(4) 6P6 _6P_6 の場合:
6P6=6!(66)!=6!0!=6!=6×5×4×3×2×1=720 _6P_6 = \frac{6!}{(6-6)!} = \frac{6!}{0!} = 6! = 6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 720

3. 最終的な答え

(1) 5P2=20 _5P_2 = 20
(2) 8P4=1680 _8P_4 = 1680
(3) 3P1=3 _3P_1 = 3
(4) 6P6=720 _6P_6 = 720

「離散数学」の関連問題

問題36は、(1) 7個の文字a, a, a, b, b, c, cの全部を1列に並べるときの並べ方を求める問題、(2) 8個の数字1,1,1,2,3,3,3,3の全部を使ってできる8桁の数を求める問...

順列組み合わせ場合の数重複順列
2025/6/10

集合Mの部分集合A, B, Cについて、以下の命題を示す問題です。 (1) $A \subset B \Rightarrow A \cap C \subset B \cap C$ (2) $A \ca...

集合集合論部分集合共通部分差集合直積
2025/6/10

問題10: A, B, C, D, E, F の 6 人が、円形の 6 人席のテーブルに着席するとき、A と B が隣り合うような並び方は何通りあるか。 問題11: 4 種類の数字 1, 2, 3, ...

順列組み合わせ円順列場合の数重複組合せ
2025/6/10

問題8: 5人の生徒が輪の形に並ぶとき、並び方は何通りあるか。 問題9: 7人が輪の形に並ぶとき、並び方の総数を求めよ。

順列組み合わせ円順列場合の数
2025/6/10

A地点からB地点まで、遠回りせずに最短距離で行く道順が何通りあるかを求める問題です。図は4x3の格子状の道を示しています。

組み合わせ最短経路格子状の道
2025/6/9

7個の文字 a,a,a,b,b,b,b をすべて使って作れる文字列は何通りあるかを求める問題です。

順列組み合わせ重複順列
2025/6/9

A地点からB地点まで、最短距離で行く道順の数を求める問題です。図は縦2マス、横3マスの格子状の道を示しています。

組み合わせ最短経路格子状の道順列
2025/6/9

A地点からB地点まで、最短距離で行く経路の数を求める問題です。図は4x3の格子状の道を示しており、Aは左上の角、Bは右下の角に位置しています。

組み合わせ最短経路格子状の道順列
2025/6/9

"fifteen"という単語の7つの文字すべてを使ってできる文字列が何通りあるか求める問題です。"fifteen"という単語には"e"が2つ含まれています。

順列組み合わせ重複順列文字列
2025/6/9

"baseball"という単語の8文字すべてを使って作れる文字列の総数を求める問題です。

順列組み合わせ文字列階乗
2025/6/9