(1) 式 6x4−17x3+48x−45 を因数分解します。 まず、式に x=1 を代入してみると、6−17+48−45=−8 となり、0ではありません。 次に、x=−1 を代入してみると、6+17−48−45=−70 となり、0ではありません。 次に、x=3 を代入してみると、6(81)−17(27)+48(3)−45=486−459+144−45=126となり、0ではありません。 次に、x=−3 を代入してみると、6(81)−17(−27)+48(−3)−45=486+459−144−45=756となり、0ではありません。 有理根定理により、x=qpが根であるとすると、pは45の約数、qは6の約数である必要があります。 x=5/2 を代入すると、6∗(5/2)4−17∗(5/2)3+48∗(5/2)−45=6∗(625/16)−17∗(125/8)+24∗5−45=(3750/16)−(2125/8)+120−45=(3750/16)−(4250/16)+75=(−500/16)+75=(−125/4)+(300/4)=175/4となり、0ではありません。 x=3/2を代入すると、6∗(3/2)4−17∗(3/2)3+48∗(3/2)−45=6∗(81/16)−17∗(27/8)+48∗(3/2)−45=(486/16)−(459/8)+72−45=(243/8)−(459/8)+27=−216/8+27=−27+27=0。 したがって、x=3/2は根であり、2x−3は因数です。 多項式除算により、6x4−17x3+48x−45=(2x−3)(3x3−4x2−6x+15). 3x3−4x2−6x+15について、x=3/2を代入すると、3(27/8)−4(9/4)−6(3/2)+15=(81/8)−9−9+15=(81/8)−3=(81−24)/8=57/8となり、0ではありません。 ここから先は因数分解が難しいので、この形を答えとします。
(2) 式 x4−xy3+x3+xy2+y3+xy を因数分解します。 x4+x3+xy2+xy−xy3+y3 =x(x3+x2+y2+y)+y3(1−x) =x(x2(x+1)+y(y+1))+y3(1−x) 整理すると、x4+x3−xy3+xy2+xy+y3 =x3(x+1)+y2(x−xy)+y(x+y2) =x3(x+1)−xy2(y−1)+y(x+y2) この式も因数分解が難しいので、最初の形を答えとします。