(3) x2−2xy+y2−x+y−2 を因数分解する。 まず、xとyを含む項を整理すると、(x−y)2の形が見えてきます。そこで、 x−y=A とおくと、 x2−2xy+y2−x+y−2=(x−y)2−(x−y)−2=A2−A−2 これは、Aについての二次式なので因数分解できます。 A2−A−2=(A−2)(A+1) ここで、A=x−y を代入すると、 (A−2)(A+1)=(x−y−2)(x−y+1) (4) 2x2+5xy+2y2+4x−y−6 を因数分解する。 まず、xについての二次式と見て、因数分解を試みます。2x2+5xy+2y2の部分は(2x+y)(x+2y)と因数分解できます。 そこで、(2x+y+a)(x+2y+b)の形になることを期待して、展開してみます。 (2x+y+a)(x+2y+b)=2x2+5xy+2y2+(2b+a)x+(b+2a)y+ab 与えられた式と比較すると、以下の連立方程式が成り立ちます。
この連立方程式を解くと、a=−2,b=3 が得られます。 よって、
2x2+5xy+2y2+4x−y−6=(2x+y−2)(x+2y+3) (6) 2x2+5xy−3y2−x+11y−6 を因数分解する。 まず、xについての二次式と見て、因数分解を試みます。2x2+5xy−3y2の部分は(2x−y)(x+3y)と因数分解できます。 そこで、(2x−y+a)(x+3y+b)の形になることを期待して、展開してみます。 (2x−y+a)(x+3y+b)=2x2+5xy−3y2+(2b+a)x+(3a−b)y+ab 与えられた式と比較すると、以下の連立方程式が成り立ちます。
この連立方程式を解くと、a=3,b=−2 が得られます。 よって、
2x2+5xy−3y2−x+11y−6=(2x−y+3)(x+3y−2)