問題6では、糸が物体Aを引く力Sがあるとき、物体Aと物体Bの運動方程式を求めます。加速度の向きを正として、空欄アとイに適切な式を記入します。 問題7では、加速度aと糸を引く力SをMとgを使って求めます。 問題8では、図4の状況において、質量mが質量Mの何倍であるかを求めます。

応用数学力学運動方程式物理加速度張力
2025/5/25

1. 問題の内容

問題6では、糸が物体Aを引く力Sがあるとき、物体Aと物体Bの運動方程式を求めます。加速度の向きを正として、空欄アとイに適切な式を記入します。
問題7では、加速度aと糸を引く力SをMとgを使って求めます。
問題8では、図4の状況において、質量mが質量Mの何倍であるかを求めます。

2. 解き方の手順

問題6:
物体Aの運動方程式:
Ma=MgSMa = Mg - S
(重力MgMgは下向き、張力SSは上向きなので、MgMgからSSを引きます。)
物体Bの運動方程式:
3Ma=S3Mg3Ma = S - 3Mg
(張力SSは上向き、重力3Mg3Mgは下向きなので、SSから3Mg3Mgを引きます。)
問題7:
図4において、物体A、B、C全体の運動方程式は以下のようになります。
(M+m+3M)a=3Mg(M+m)g(M + m + 3M)a = 3Mg - (M+m)g
(4M+m)a=(2Mm)g(4M + m)a = (2M - m)g
問題文より、Bは上向きに12g\frac{1}{2}gで加速するので、a=12ga = \frac{1}{2}gを代入します。
(4M+m)(12g)=(2Mm)g(4M + m)(\frac{1}{2}g) = (2M - m)g
4M+m=2(2Mm)4M + m = 2(2M - m)
4M+m=4M2m4M + m = 4M - 2m
3m=03m = 0
これは問題の設定と矛盾します。しかし、問題文の通りに進める必要があります。
物体AとCの運動方程式:
(M+m)a=(M+m)gS(M + m)a = (M+m)g - S
物体Bの運動方程式:
3Ma=S3Mg3Ma = S - 3Mg
a=12ga = \frac{1}{2}gを代入
(M+m)(12g)=(M+m)gS(M + m)(\frac{1}{2}g) = (M+m)g - S
3M(12g)=S3Mg3M(\frac{1}{2}g) = S - 3Mg
S=3M(12g)+3Mg=92MgS = 3M(\frac{1}{2}g) + 3Mg = \frac{9}{2}Mg
(M+m)(12g)=(M+m)g92Mg(M + m)(\frac{1}{2}g) = (M+m)g - \frac{9}{2}Mg
(M+m)=2(M+m)9M(M+m) = 2(M+m) - 9M
0=M+2m9M=8M+2m0 = M + 2m -9M = -8M + 2m
8M=2m8M = 2m
m=4Mm = 4M
問題8:
上記より、m=4Mm = 4M

3. 最終的な答え

問題6:
ア: MgSMg - S
イ: S3MgS - 3Mg
問題7:
a=12ga = \frac{1}{2}g
S=92MgS = \frac{9}{2}Mg
問題8:
mはMの4倍

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