不等式 $x+1 > \sqrt{2}x - 1$ を満たす自然数 $x$ をすべて求める問題です。

代数学不等式実数有理化
2025/5/25

1. 問題の内容

不等式 x+1>2x1x+1 > \sqrt{2}x - 1 を満たす自然数 xx をすべて求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、不等式を変形して xx について解きます。
x+1>2x1x+1 > \sqrt{2}x - 1
2>(21)x2 > (\sqrt{2} - 1)x
x<221x < \frac{2}{\sqrt{2} - 1}
ここで、分母を有理化するために、分母と分子に 2+1\sqrt{2} + 1 を掛けます。
x<2(2+1)(21)(2+1)x < \frac{2(\sqrt{2} + 1)}{(\sqrt{2} - 1)(\sqrt{2} + 1)}
x<2(2+1)21x < \frac{2(\sqrt{2} + 1)}{2 - 1}
x<2(2+1)x < 2(\sqrt{2} + 1)
2\sqrt{2} は約1.414なので、
x<2(1.414+1)x < 2(1.414 + 1)
x<2(2.414)x < 2(2.414)
x<4.828x < 4.828
xx は自然数なので、x=1,2,3,4x = 1, 2, 3, 4 となります。

3. 最終的な答え

x=1,2,3,4x = 1, 2, 3, 4

「代数学」の関連問題

問題は、$(\sqrt{7} + 4)(\sqrt{7} - 4)$ を計算することです。途中式として $(\sqrt{7})^2 - $ が与えられています。

式の展開平方根有理化
2025/5/25

ベクトル $\vec{a}$ と $\vec{b}$ を用いて表された式 $\frac{1}{3}(\vec{a} + 5\vec{b}) - \frac{1}{4}(\vec{a} - 3\vec{...

ベクトルベクトルの演算ベクトルの簡略化
2025/5/25

$(\sqrt{5} + 3)^2$ を計算する問題です。画像には、途中式 $(\sqrt{5} + 3)^2 = (\sqrt{5})^2 + 2 \cdot \sqrt{5} \cdot $ まで...

展開平方根計算
2025/5/25

不等式 $a^2 + 3b^2 \geq 3ab$ を証明し、等号が成立する条件を求める問題です。

不等式証明平方完成等号成立条件
2025/5/25

(1) $0 \le \theta < 2\pi$において、$\sin \frac{2}{3}\theta = \frac{1}{4}$のとき、$\cos 2\theta$を求めよ。 (2) $\al...

三角関数複素数等比数列二次関数微分連立方程式
2025/5/25

次の連立方程式を解く問題です。 $x + y + 2z = 15$ $3x + 2y - 2z = 0$ $xz = 36$

連立方程式代入二次方程式
2025/5/25

次の方程式を解きます。 (1) $(x^2 + x - 1)(x^2 + x - 4) = -2$ (2) $x^3 + 2x^2 - 8x - 21 = 0$。ただし、(2)は複素数の範囲で解を求め...

二次方程式三次方程式因数分解解の公式複素数
2025/5/25

複素数 $z$ に関する次の3つの等式を満たす点 $z$ 全体の集合がどのような図形になるかを答えます。 (1) $|z|=2$ (2) $|z-i|=1$ (3) $|z-1-i|=2$

複素数複素平面絶対値
2025/5/25

$x, y, z$ が $x - 2y + z = 4$ と $2x + y - 3z = -7$ を満たすとき、$ax^2 + 2by^2 + 3cz^2 = 18$ が常に成り立つような定数 $a...

連立方程式二次形式係数比較
2025/5/25

(1) 3次方程式 $x^3 = 1$ を解き、1の3乗根のうち実数であるものを求め、虚数の1つを $\omega$ とするとき、$\omega^3$ と $\omega^2 + \omega + 1...

3次方程式複素数因数分解剰余の定理多項式
2025/5/25