円に内接する三角形と、点Aにおける円の接線ATが与えられています。三角形の角度のうち、$55^\circ$ と $70^\circ$ がわかっています。残りの角度 $x$ と $y$ を求める問題です。

幾何学接線接弦定理円周角三角形角度
2025/3/8

1. 問題の内容

円に内接する三角形と、点Aにおける円の接線ATが与えられています。三角形の角度のうち、5555^\circ7070^\circ がわかっています。残りの角度 xxyy を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、接弦定理を利用します。接弦定理とは、円の接線とその接点を通る弦が作る角は、その弦に対する円周角と等しいという定理です。
この問題では、線分ATは円の接線であり、線分AAを結ぶ線が弦です。したがって、角yy は、円周角5555^\circと等しくなります。
よって、y=55y = 55^\circです。
次に、三角形の内角の和は180180^\circであることから、三角形の残りの角を求めます。与えられた三角形の角は、5555^\circ, 7070^\circ, そしてyy
y=55y = 55^\circなので、三角形の3つの角度は5555^\circ, 7070^\circ, 5555^\circです。
三角形の内角の和は180180^\circなので、55+70+y=18055^\circ + 70^\circ + y = 180^\circ
円に内接する四角形の対角の和は180180^\circなので、
x+70=180x + 70^\circ = 180^\circ
x=180(55+y)x = 180^\circ - (55^\circ + y)です。
別の考え方として、円周角の定理を利用すると、xx7070^\circの円周角に対応する円周角なので、x=55x = 55^\circとなります。

3. 最終的な答え

x=55x = 55^\circ
y=55y = 55^\circ

「幾何学」の関連問題

複素数平面上に3点O(0), A(2-i), Bがある。三角形OABがBを直角の頂点とする直角二等辺三角形となるとき、点Bを表す複素数を求めよ。

複素数平面複素数幾何直角二等辺三角形
2025/7/7

$xy$平面上に3点A$(-2, 7)$、B$(10, -1)$、C$(4, 0)$があります。これらの点を頂点とする三角形ABCの重心の座標を求めなさい。

座標重心三角形
2025/7/7

7時と8時の間で、時計の長針と短針の作る角度が90度になる時刻を求める問題です。ただし、割り切れない場合は分数で答えます。

時計角度時間方程式
2025/7/7

円の弦ABとCDが点Pで交わっている。PA = 4, AB = x, PC = 3, CD = 4のとき、xの値を求める。

方べきの定理幾何
2025/7/7

正方形ABCDにおいて、点PはCを出発して辺CB上をBまで、点Qは点Pと同時にCを出発してPと同じ速さで辺CD上をDまで動きます。正方形の辺の長さが10cmのとき、三角形APQの面積が40cm²となる...

図形面積二次方程式正方形解の公式
2025/7/7

点Oを始点とするベクトル$\vec{a} = \vec{OA}$, $\vec{b} = \vec{OB}$が与えられている。線分OBを5:2に内分する点をC, 線分ACの中点をDとする。直線ODと直...

ベクトル内分点中点一次独立空間ベクトル
2025/7/7

円柱の底面の半径を2倍にし、高さを3倍にしたとき、体積が元の円柱の何倍になるかを求める問題です。

体積円柱倍率
2025/7/7

与えられた条件を満たす円の方程式、または直線の方程式を求める問題です。それぞれの場合について、ベクトルを利用して解きます。 (1) 中心(0, 0), 半径2の円の方程式 (2) 中心(3, 2), ...

方程式ベクトル
2025/7/7

円柱Aと円錐Bがあり、高さは同じで $h$ cmである。円柱Aの底面の半径は円錐Bの底面の半径の2倍である。円錐Bの底面の半径は $r$ cmである。 (1) 円柱Aと円錐Bそれぞれの体積を $r$ ...

体積円柱円錐相似
2025/7/7

$\triangle ABC$ において、$AB = 3$, $AC = 2$, $\angle A = 60^\circ$ であり、外心を $O$ とする。$\overrightarrow{AB} ...

ベクトル外心内積三角形
2025/7/7