まず、パスカルの三角形の5乗の展開に必要な部分を求めます。パスカルの三角形は、各行の両端が1で、それ以外の数は上の行の隣り合う2つの数の和で表されます。
5乗の展開に必要な係数は、パスカルの三角形の6行目(0行目から数えて)に相当し、その係数は1, 5, 10, 10, 5, 1となります。
次に、二項定理 (a+b)n=∑k=0n(kn)an−kbk に従って、 (x−3y)5 を展開します。 この場合、a=x、b=−3y、n=5 です。 したがって、展開式は次のようになります。
(05)x5(−3y)0+(15)x4(−3y)1+(25)x3(−3y)2+(35)x2(−3y)3+(45)x1(−3y)4+(55)x0(−3y)5 これを計算すると、
1⋅x5⋅1+5⋅x4⋅(−3y)+10⋅x3⋅(9y2)+10⋅x2⋅(−27y3)+5⋅x⋅(81y4)+1⋅1⋅(−243y5) =x5−15x4y+90x3y2−270x2y3+405xy4−243y5