1本50円の鉛筆と1本80円のボールペンを合わせて15本買う。合計金額を1000円以下にするとき、ボールペンは最大で何本買えるかを求める問題です。

代数学一次不等式文章問題数量関係
2025/5/26

1. 問題の内容

1本50円の鉛筆と1本80円のボールペンを合わせて15本買う。合計金額を1000円以下にするとき、ボールペンは最大で何本買えるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

鉛筆の本数を xx とすると、ボールペンの本数は 15x15-x となります。
合計金額は 50x+80(15x)50x + 80(15-x) と表され、これが1000円以下であるという不等式を立てます。
50x+80(15x)100050x + 80(15-x) \leq 1000
この不等式を解きます。
50x+120080x100050x + 1200 - 80x \leq 1000
30x200-30x \leq -200
x20030x \geq \frac{200}{30}
x203=623x \geq \frac{20}{3} = 6\frac{2}{3}
鉛筆の本数は整数なので、少なくとも7本は鉛筆を買う必要があります。
ボールペンの本数は 15x15 - x であり、ボールペンの本数を最大にしたいので、鉛筆の本数を最小にします。
したがって、鉛筆を7本買ったとき、ボールペンは 157=815 - 7 = 8 本買えます。
鉛筆を7本、ボールペンを8本買ったときの金額は、 50×7+80×8=350+640=99050 \times 7 + 80 \times 8 = 350 + 640 = 990 円となり、1000円以下です。
したがって、ボールペンは最大8本買えます。

3. 最終的な答え

8本