1. 問題の内容
問題は、以下の5つのパートに分かれています。
1. 2次方程式を解く問題(4問)。
2. 2次方程式の解を判別する問題(2問)。
3. 2次方程式が異なる2つの実数解を持つための定数mの範囲を求める問題(1問)。
4. 2次方程式の解と係数の関係についての空欄を埋める問題(2個)。
5. 2次方程式の解$\alpha$, $\beta$を用いて、指定された式の値を求める問題(4問)。
2. 解き方の手順
**
1. 2次方程式を解く**
(1)
解の公式 を用いて、
(2)
解の公式を用いて、
(3)
これは と因数分解できるので、
(4)
解の公式を用いて、
**
2. 2次方程式の解を判別する**
2次方程式 の判別式は で与えられます。
ならば異なる2つの実数解、
ならば重解、
ならば異なる2つの虚数解を持ちます。
(1)
よって、異なる2つの虚数解を持つ。
(2)
よって、重解を持つ。
**
3. 2次方程式が異なる2つの実数解を持つ条件**
2次方程式 が異なる2つの実数解を持つためには、判別式 である必要があります。
**
4. 2次方程式の解と係数の関係**
2次方程式 の2つの解が , であるとき、解と係数の関係より
したがって、[①]は 、[②]は となります。
**
5. 解と係数の関係を利用して式の値を求める**
2次方程式 の解を , とすると、解と係数の関係より
(1)
(2)
(3)
(4)
3. 最終的な答え
1. (1) $x = \frac{3 \pm \sqrt{5}}{2}$
(2)
(3)
(4)
2. (1) 異なる2つの虚数解を持つ
(2) 重解を持つ
3. $m < 14$
4. ①: $-\frac{b}{a}$, ②: $\frac{c}{a}$
5. (1) 4
(2) 6
(3) 3
(4) 4