線分 $AB$ が与えられたとき、半直線 $l$ 上に等間隔に3点 $C$, $D$, $E$ を取った図を利用して、$AB$ を $1:2$ に内分する点 $P$ を作図によって求める方法を説明する問題です。

幾何学作図線分の内分相似平行線
2025/3/8

1. 問題の内容

線分 ABAB が与えられたとき、半直線 ll 上に等間隔に3点 CC, DD, EE を取った図を利用して、ABAB1:21:2 に内分する点 PP を作図によって求める方法を説明する問題です。

2. 解き方の手順

PP を作図によって求める手順は以下の通りです。

1. 点 $B$ と点 $E$ を直線で結びます。

2. 点 $C$ を通り、$BE$ に平行な直線を引きます。

3. その直線と $AB$ の交点が、求める点 $P$ になります。

これは、相似な三角形の性質を利用しています。APC\triangle APCABE\triangle ABE において、CAP=EAB\angle CAP = \angle EAB (共通) であり、CPCPBEBE が平行なので、ACP=ABE\angle ACP = \angle ABE (同位角)。したがって、APCABE\triangle APC \sim \triangle ABE です。
AC:AE=1:3AC:AE = 1:3 であるので、AP:AB=1:3AP:AB = 1:3 となります。したがって、AP:PB=1:(31)=1:2AP:PB = 1:(3-1) = 1:2 となり、点 PP は線分 ABAB1:21:2 に内分する点となります。

3. 最終的な答え

PP は線分 ABAB1:21:2 に内分する点です。

「幾何学」の関連問題

一辺の長さが6cmの正方形PQRSと、AB=6cm、BC=18cmの六角形ABCDEFがあります。正方形を直線BCに沿って一定の速度で移動させたとき、頂点Pと頂点Bが一致した状態からt秒後の正方形と六...

図形正方形六角形面積移動グラフ
2025/4/3

与えられた2つの直線 $y=x+4$ と $y=-2x+10$ のグラフに関する以下の問題を解きます。 (1) 直線 $y=-2x+10$ と $x$ 軸との交点Bと、$y$ 軸との交点Cの座...

直線交点三角形の面積座標平面連立方程式
2025/4/3

放物線 $y = \frac{1}{2}x^2$ と直線 $l$ が2点 A, B で交わっており、それらの $x$ 座標はそれぞれ -1, 5 である。原点 O を基準に、四角形 AOPQ が長方形...

放物線直線座標長方形連立方程式
2025/4/3

長方形ABCDにおいて、AB = 4cm, BC = 6cmである。点Pは秒速1cmでAからDへ、点Qは秒速2cmでBとCの間を往復運動する。PとQは同時に出発し、PがDに到達したら運動を終える。 (...

長方形三平方の定理図形移動面積
2025/4/3

複素数 $\alpha = -1 + 2i$ と $\beta = 3 - i$ が与えられている。 (1) 点 $\beta$ を、点 $\alpha$ を中心として $\frac{\pi}{2}$...

複素数平面回転複素数幾何
2025/4/3

半径3の球の体積を求める問題です。円周率は$\pi$とします。

体積半径円周率
2025/4/3

三角形ABCにおいて、AB = 1, BC = 3, 角B = 60°のとき、辺ACの長さを求める問題です。

三角形余弦定理辺の長さ角度
2025/4/3

三角形ABCにおいて、辺ABの中点をD、辺ACの中点をEとする。線分DEの長さが6cmであるとき、線分BCの長さを求める。

幾何三角形中点連結定理相似
2025/4/3

直線lと直線mが平行であるとき、角度xの大きさを求める問題です。図には、直線mに対する角度126°と、直線lに対する角度70°が示されています。

角度平行線同位角対頂角
2025/4/3

半径が4cm、中心角が60度の扇形の面積を求める問題です。円周率は$\pi$とします。

扇形面積円周率中心角
2025/4/3