まず、3, 7, 11のいずれでも割り切れるということは、これらの最小公倍数で割り切れる可能性がある。3, 7, 11は互いに素なので、最小公倍数は 3×7×11=231 となる。 よって、abc6 は3, 7, 11のいずれかで割り切れる。言い換えると、231の倍数であるか、3の倍数、7の倍数、11の倍数のいずれかである。 ここでは、3, 7, 11の最小公倍数231の倍数について調べる。
4桁の整数を考えると、231×5=1155, 231×6=1386, 231×7=1617, 231×8=1848, 231×9=2079, 231×10=2310, 231×11=2541, 231×12=2772, 231×13=3003, 231×14=3234, 231×15=3465, 231×16=3696, 231×17=3927, 231×18=4158, 231×19=4389, 231×20=4620, 231×21=4851, 231×22=5082, 231×23=5313, 231×24=5544, 231×25=5775, 231×26=6006, 231×27=6237, 231×28=6468, 231×29=6699, 231×30=6930, 231×31=7161, 231×32=7392, 231×33=7623, 231×34=7854, 231×35=8085, 231×36=8316, 231×37=8547, 231×38=8778, 231×39=9009, 231×40=9240, 231×41=9471, 231×42=9702, 231×43=9933. 一の位が6であるものを探すと、3696, 8316がある。
3696の場合、a+b+c=3+6+9=18. 8316の場合、a+b+c=8+3+1=12. 次に3, 7, 11の倍数で割り切れるかどうか調べる。
例えば、9996という数を考えると、3の倍数ではあるが、7の倍数でも11の倍数でもない。 18は選択肢にあるので、これが答えの候補となる。