(1) Aが2個とも赤球を取り出す確率
Aの袋には5個の球があり、そのうち2個が赤球である。2個とも赤球を取り出す確率は、組み合わせの考え方を用いると、以下のようになる。
P(Aが2個とも赤)=5C22C2=2×15×41=101 (2) 試行が1回で終了する確率
試行が1回で終了するのは、4個とも赤球であるか、4個とも白球であるかのいずれかである。
Aが赤球2個、Bが赤球2個を取り出す確率:
P(Aが赤2個)=101 (上記参照) P(Bが赤2個)=7C24C2=2×17×62×14×3=216=72 P(4個とも赤)=101×72=702=351 Aが白球2個、Bが白球2個を取り出す確率:
P(Aが白2個)=5C23C2=103 P(Bが白2個)=7C23C2=213=71 P(4個とも白)=103×71=703 試行が1回で終了する確率:
P(1回で終了)=P(4個とも赤)+P(4個とも白)=351+703=702+703=705=141 (3) 試行がちょうど2回で終了する確率
試行が2回で終了するのは、1回目に終了せず、2回目に終了する場合である。
1回目に終了しない確率は、1−141=1413 2回目に終了する確率は、141 したがって、試行がちょうど2回で終了する確率は、1413×141=19613 (4) 試行が3回以上続く確率
試行が3回以上続く確率は、1回目も2回目も終了しない確率である。つまり、1回目も2回目も継続する確率である。
1回目も2回目も終了しない確率は、1413×1413=196169