与えられた回路において、抵抗3Ωに流れる電流 $I$ を求める問題です。回路は、5Vの電圧源、2Ωの抵抗、3Ωの抵抗、4Ωの抵抗、10Vの電圧源から構成されています。

応用数学回路解析キルヒホッフの法則オームの法則連立方程式
2025/5/26

1. 問題の内容

与えられた回路において、抵抗3Ωに流れる電流 II を求める問題です。回路は、5Vの電圧源、2Ωの抵抗、3Ωの抵抗、4Ωの抵抗、10Vの電圧源から構成されています。

2. 解き方の手順

この問題を解くために、キルヒホッフの法則とオームの法則を使用します。まず、節点電圧法を用いて、3Ωの抵抗の上側のノードの電圧 VV を求めます。
キルヒホッフの電流則 (KCL) をノード VV に適用します。
V52+V104+V3=0\frac{V-5}{2} + \frac{V-10}{4} + \frac{V}{3} = 0
この式を解いて VV を求めます。
両辺に12をかけます。
6(V5)+3(V10)+4V=06(V-5) + 3(V-10) + 4V = 0
6V30+3V30+4V=06V - 30 + 3V - 30 + 4V = 0
13V=6013V = 60
V=6013V = \frac{60}{13}
次に、オームの法則を用いて、3Ωの抵抗に流れる電流 II を求めます。
I=V3=60133=60133=2013I = \frac{V}{3} = \frac{\frac{60}{13}}{3} = \frac{60}{13 \cdot 3} = \frac{20}{13}

3. 最終的な答え

3Ωの抵抗に流れる電流 II は、
I=20131.538I = \frac{20}{13} \approx 1.538 A
です。

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