問題文は、パンフレットの印刷費用に関する問題です。 (1)では、印刷枚数と費用に関する記述の正誤を判定します。 (2)では、1枚あたりの印刷費用を45円以下にするための印刷枚数の条件を求めます。

代数学不等式文章問題費用計算
2025/5/26

1. 問題の内容

問題文は、パンフレットの印刷費用に関する問題です。
(1)では、印刷枚数と費用に関する記述の正誤を判定します。
(2)では、1枚あたりの印刷費用を45円以下にするための印刷枚数の条件を求めます。

2. 解き方の手順

(1)
* 100枚まで5000円、100枚を超えると1枚30円という条件を確認します。
* それぞれの選択肢について、印刷費用を計算し、正誤を判定します。
* ① 80枚印刷するとき:費用は5000円なので、正しくありません。
* ② 50枚印刷するとき:1枚あたり5000/50=100円、80枚印刷するとき:1枚あたり5000/80=62.5円、よって正しいです。
* ③ 120枚印刷するとき:費用は5000 + (120-100)*30 = 5000 + 20*30 = 5000 + 600 = 5600円なので、正しくありません。
* ④ 300枚印刷するとき:費用は5000 + (300-100)*30 = 5000 + 200*30 = 5000 + 6000 = 11000円なので、正しいです。
したがって、②と④が正しいです。
(2)
* ア:100枚印刷するときの1枚あたりの費用を計算します。5000円/100枚 = 50円
* イ:1枚あたり45円以下にしたいので、xが100より大きい場合を考えます。よってx > 100
* ウ、エ、オ:x > 100のとき、印刷費用は 5000+30(x100)5000 + 30(x - 100)円です。したがって、1枚あたりの費用を45円以下にするには、
5000+30(x100)x45\frac{5000 + 30(x - 100)}{x} \le 45
これを変形すると
5000+30x300045x5000 + 30x - 3000 \le 45x
200015x2000 \le 15x
この不等式は
30x+200045x30x + 2000 \le 45x となります。
よってウ=30、エ=2000、オ=45
* カ:30x+200045x30x + 2000 \le 45xを解きます。
200015x2000 \le 15x
x200015=4003=133.333...x \ge \frac{2000}{15} = \frac{400}{3} = 133.333...
* キ:①を満たす最小の整数xの値は134。
* ク:x=134は x>100x>100を満たしているので、少なくとも134枚印刷しなければなりません。

3. 最終的な答え

(1)
②, ④
(2)
ア: 50
イ: >
ウ: 30
エ: 2000
オ: 45
カ: 4003\frac{400}{3}
キ: 134
ク: 134

「代数学」の関連問題

実数 $x$ に関する与えられた条件の否定を求める問題です。

不等式否定実数
2025/5/27

与えられた式 $a^2 + ab + a + 2b - 2$ を因数分解する。

因数分解多項式
2025/5/27

次の式を展開する問題です。 (1) $(x^2+1)(x+1)(x-1)$ (2) $(x^2+9y^2)(x+3y)(x-3y)$

展開因数分解式の計算和と差の積
2025/5/27

与えられた問題は、一次不等式と連立不等式を解く問題です。具体的には以下の6つの不等式(連立不等式は2つずつ)を解きます。 (1) $4x + 6 < 1 - x$ (2) $2x - 1 \geq 4...

不等式一次不等式連立不等式
2025/5/27

自然数 $n$ に対して、不等式 $4^n \geq 4n^2$ を数学的帰納法を用いて証明する。

数学的帰納法不等式指数関数多項式
2025/5/27

(5) $(ab+3)(ab-3)$ を展開する問題です。 (7) $(2x+3)(x-1)$ を展開する問題です。 (1) $4a^2b + 2ab^2$ を因数分解する問題です。

展開因数分解多項式公式
2025/5/27

画像に書かれた3つの数列の漸化式に関する問題を解きます。 (2) $a_1 = 4, 2a_{n+1} + 3a_n = 0$ (3) $a_1 = -1, a_{n+1} = a_n - 3n + ...

数列漸化式等比数列階差数列
2025/5/27

与えられた多項式 $x^2+3xy+2y^2+x+2y$ を因数分解する問題です。

因数分解多項式二次式
2025/5/27

与えられた漸化式から数列 $\{a_n\}$ の一般項を求める問題です。特に、ここでは(1)の問題、$a_1 = 1, a_{n+1} = a_n - 3$ を解きます。

数列漸化式等差数列一般項
2025/5/27

数列$\{a_n\}$の初項から第n項までの和$S_n$が与えられたとき、一般項$a_n$を求める問題です。 (1) $S_n = 2n^2 + n$ (2) $S_n = 3^n + 1$

数列級数一般項漸化式
2025/5/27