直角三角形が与えられており、斜辺を軸として1回転させてできる立体の体積を求める問題です。底辺の長さは4cm、斜辺の長さは9cmです。円周率は $π$ とします。 ## 解き方の手順 1. 回転させてできる立体は、2つの円錐を底面で貼り合わせた形になります。それぞれの円錐の底面の半径を $r$ 、高さを $h_1$、$h_2$ とします。

幾何学体積直角三角形円錐ピタゴラスの定理相似円周率
2025/5/27
## 問題1 (問題7)

1. 問題の内容

直角三角形が与えられており、斜辺を軸として1回転させてできる立体の体積を求める問題です。底辺の長さは4cm、斜辺の長さは9cmです。円周率は ππ とします。
## 解き方の手順

1. 回転させてできる立体は、2つの円錐を底面で貼り合わせた形になります。それぞれの円錐の底面の半径を $r$ 、高さを $h_1$、$h_2$ とします。

2. 直角三角形の面積を2通りの方法で表し、$r$ を求めます。直角三角形の面積は、

12×4×h\frac{1}{2} \times 4 \times h で求められます。ここでhhは直角を挟むもう一方の辺の長さです。また、直角三角形の面積は、
12×9×r\frac{1}{2} \times 9 \times r でも求められます。
hhはピタゴラスの定理からh=9242=8116=65h = \sqrt{9^2 - 4^2} = \sqrt{81-16} = \sqrt{65}となります。
したがって、465=9r4\sqrt{65} = 9r となり、r=4659r = \frac{4\sqrt{65}}{9} となります。

3. 次に、高さ $h_1$、$h_2$ を求めます。$h_1 + h_2 = 9$ が成り立ちます。

また、ピタゴラスの定理から、h1=42+r2=16+(4659)2h_1 = \sqrt{4^2+r^2} = \sqrt{16+(\frac{4\sqrt{65}}{9})^2}と、h2=92(4659)2h_2= \sqrt{9^2 - (\frac{4\sqrt{65}}{9})^2}は計算が複雑になり、今回の解法ではうまくいきません。
別の方法として、直角三角形の相似を利用します。
斜辺を軸としたときにできる2つの円錐のそれぞれの高さをh1h_1, h2h_2とすると、h1+h2=9h_1 + h_2 = 9です。また、直角三角形の面積をSSとすると、S=12×4×65=12×9×rS = \frac{1}{2} \times 4 \times \sqrt{65} = \frac{1}{2} \times 9 \times rです。これから、r=4659r = \frac{4\sqrt{65}}{9}が求められます。
できた2つの円錐の体積をV1V_1, V2V_2とすると、V1=13πr2h1V_1 = \frac{1}{3} \pi r^2 h_1V2=13πr2h2V_2 = \frac{1}{3} \pi r^2 h_2です。求める立体の体積はV=V1+V2=13πr2(h1+h2)=13πr2×9=3πr2V = V_1 + V_2 = \frac{1}{3} \pi r^2 (h_1 + h_2) = \frac{1}{3} \pi r^2 \times 9 = 3 \pi r^2です。
rrの値を代入すると、V=3π(4659)2=3π×16×6581=16×6527π=104027πV = 3 \pi (\frac{4\sqrt{65}}{9})^2 = 3 \pi \times \frac{16 \times 65}{81} = \frac{16 \times 65}{27} \pi = \frac{1040}{27} \piとなります。
## 最終的な答え
104027π\frac{1040}{27}π cm3^3
## 問題2 (問題8)

1. 問題の内容

10点満点の数学のテストの得点の表が与えられており、最頻値を求める問題です。

2. 解き方の手順

最頻値は、データの中で最も頻繁に出現する値です。表の中で最も人数が多い得点を探します。

3. 最終的な答え

5点

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