ある学校で、夏休みに山に行った生徒は全体の $\frac{1}{4}$、海に行った生徒は全体の $\frac{2}{3}$、両方行かなかった生徒は全体の $\frac{1}{5}$ であり、海と山の両方に行った生徒は21人である。このとき、山に行った生徒は何人か。

算数割合分数集合
2025/5/28

1. 問題の内容

ある学校で、夏休みに山に行った生徒は全体の 14\frac{1}{4}、海に行った生徒は全体の 23\frac{2}{3}、両方行かなかった生徒は全体の 15\frac{1}{5} であり、海と山の両方に行った生徒は21人である。このとき、山に行った生徒は何人か。

2. 解き方の手順

まず、全体を1としたとき、少なくとも山か海に行った生徒の割合を求める。
両方行かなかった生徒の割合は 15\frac{1}{5} であるから、少なくとも山か海に行った生徒の割合は 115=451 - \frac{1}{5} = \frac{4}{5} となる。
次に、山に行った生徒と海に行った生徒の割合の合計から、山と海の両方に行った生徒の割合を引くと、少なくともどちらかに行った生徒の割合になる。
したがって、山と海の両方に行った生徒の割合を xx とすると、
14+23x=45\frac{1}{4} + \frac{2}{3} - x = \frac{4}{5}
分母を60で通分すると、
1560+4060x=4860\frac{15}{60} + \frac{40}{60} - x = \frac{48}{60}
5560x=4860\frac{55}{60} - x = \frac{48}{60}
x=55604860=760x = \frac{55}{60} - \frac{48}{60} = \frac{7}{60}
海と山の両方に行った生徒の割合は 760\frac{7}{60} であり、その人数は21人である。
したがって、全体の人数を NN とすると、
760N=21\frac{7}{60} N = 21
N=21×607=3×60=180N = 21 \times \frac{60}{7} = 3 \times 60 = 180
全体の人数は180人である。
山に行った生徒の割合は 14\frac{1}{4} であるから、山に行った生徒の人数は、
14×180=45\frac{1}{4} \times 180 = 45

3. 最終的な答え

45人

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