6か所の温泉水サンプルのpH値が与えられており、これらのpH値の標準偏差を求める問題です。pH値はそれぞれ6.0, 7.5, 6.2, 7.8, 6.1, 7.9です。

1. 問題の内容

6か所の温泉水サンプルのpH値が与えられており、これらのpH値の標準偏差を求める問題です。pH値はそれぞれ6.0, 7.5, 6.2, 7.8, 6.1, 7.9です。

2. 解き方の手順

標準偏差を求めるには、以下のステップで行います。

1. 平均値を計算する。

2. 各データ点と平均値の差を計算する。

3. 各差の二乗を計算する。

4. 二乗の平均値を計算する（分散）。

5. 分散の平方根を計算する（標準偏差）。

まず、pH値の平均 $\mu$ を計算します。

$\mu = \frac{6.0 + 7.5 + 6.2 + 7.8 + 6.1 + 7.9}{6} = \frac{41.5}{6} \approx 6.9167$

次に、各データ点と平均値の差を計算し、その二乗を求めます。

- $(6.0 - 6.9167)^2 \approx (-0.9167)^2 \approx 0.8403$

- $(7.5 - 6.9167)^2 \approx (0.5833)^2 \approx 0.3403$

- $(6.2 - 6.9167)^2 \approx (-0.7167)^2 \approx 0.5137$

- $(7.8 - 6.9167)^2 \approx (0.8833)^2 \approx 0.7803$

- $(6.1 - 6.9167)^2 \approx (-0.8167)^2 \approx 0.6669$

- $(7.9 - 6.9167)^2 \approx (0.9833)^2 \approx 0.9669$

これらの二乗の平均（分散 $\sigma^2$）を計算します。

$\sigma^2 = \frac{0.8403 + 0.3403 + 0.5137 + 0.7803 + 0.6669 + 0.9669}{6} = \frac{4.1084}{6} \approx 0.6847$

最後に、分散の平方根を計算して標準偏差 $\sigma$ を求めます。

$\sigma = \sqrt{0.6847} \approx 0.827$

3. 最終的な答え

標準偏差は約0.827です。

選択肢Dが最も近い値です。

したがって、答えはD 0.827です。