対数関数 $y = \log_2 x$ について、以下の2つの問いに答えます。 (1) グラフを描きます。 (2) (1)のグラフの説明として正しいものを4つ選択し、記号で答えます。

解析学対数関数グラフ漸近線
2025/5/28

1. 問題の内容

対数関数 y=log2xy = \log_2 x について、以下の2つの問いに答えます。
(1) グラフを描きます。
(2) (1)のグラフの説明として正しいものを4つ選択し、記号で答えます。

2. 解き方の手順

(1) グラフの描画
対数関数 y=log2xy = \log_2 x のグラフを描画します。
* x=1x=1 のとき y=log21=0y = \log_2 1 = 0 より、点 (1, 0) を通ります。
* x=2x=2 のとき y=log22=1y = \log_2 2 = 1 より、点 (2, 1) を通ります。
* x=4x=4 のとき y=log24=2y = \log_2 4 = 2 より、点 (4, 2) を通ります。
* x=1/2x = 1/2 のとき y=log2(1/2)=1y = \log_2 (1/2) = -1 より、点 (1/2, -1) を通ります。
* xx が0に近づくと、yy は負の無限大に近づきます。
これらの点を滑らかにつなげると、グラフが得られます。グラフはyy軸に限りなく近づきますが、yy軸と交わることはありません。
(2) グラフの説明の選択
(1)で描いたグラフに基づいて、正しい説明を4つ選択します。
* ① 点 (0, 1) を通る:グラフは点 (0, 1) を通りません。
* ② 点 (1, 0) を通る:グラフは点 (1, 0) を通ります。
* ③ x>0x > 0 の範囲にある:グラフは x>0x > 0 の範囲にあります。
* ④ y>0y > 0 の範囲にある:グラフは yy が正と負の両方の値を取ります。
* ⑤ xx 軸がグラフの漸近線となる:xx軸は漸近線ではありません。
* ⑥ yy 軸がグラフの漸近線となる:yy軸がグラフの漸近線となります。
* ⑦ xx の値が増加すると yy の値も増加する:xxが増加するとyyも増加します。
* ⑧ xx の値が増加すると yy の値は減少する:xxが増加するとyyは増加するので、これは間違いです。
したがって、正しい選択肢は②、③、⑥、⑦です。

3. 最終的な答え

(1) グラフは省略します。
(2) ②、③、⑥、⑦

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