問題は、常用対数表を用いて、与えられた数の常用対数を求めるというものです。 問題6では、 (1) $\log_{10} 4.56$ (2) $\log_{10} 7.03$ を求めます。 問題7では、 (1) $\log_{10} 276$ (2) $\log_{10} 0.0143$ を求めます。

解析学対数常用対数対数表
2025/5/28

1. 問題の内容

問題は、常用対数表を用いて、与えられた数の常用対数を求めるというものです。
問題6では、
(1) log104.56\log_{10} 4.56
(2) log107.03\log_{10} 7.03
を求めます。
問題7では、
(1) log10276\log_{10} 276
(2) log100.0143\log_{10} 0.0143
を求めます。

2. 解き方の手順

常用対数表を用いて値を求める手順は以下の通りです。
問題6(1) log104.56\log_{10} 4.56
常用対数表で4.5の行、6の列を探します。すると0.6590という値が見つかります。
したがって、log104.56=0.6590\log_{10} 4.56 = 0.6590
問題6(2) log107.03\log_{10} 7.03
常用対数表で7.0の行、3の列を探します。すると0.8470という値が見つかります。
したがって、log107.03=0.8470\log_{10} 7.03 = 0.8470
問題7(1) log10276\log_{10} 276
276=2.76×102276 = 2.76 \times 10^2と変形できます。
したがって、log10276=log10(2.76×102)=log102.76+log10102=log102.76+2\log_{10} 276 = \log_{10} (2.76 \times 10^2) = \log_{10} 2.76 + \log_{10} 10^2 = \log_{10} 2.76 + 2
常用対数表で2.7の行、6の列を探します。すると0.4409という値が見つかります。
したがって、log10276=0.4409+2=2.4409\log_{10} 276 = 0.4409 + 2 = 2.4409
問題7(2) log100.0143\log_{10} 0.0143
0.0143=1.43×1020.0143 = 1.43 \times 10^{-2}と変形できます。
したがって、log100.0143=log10(1.43×102)=log101.43+log10102=log101.432\log_{10} 0.0143 = \log_{10} (1.43 \times 10^{-2}) = \log_{10} 1.43 + \log_{10} 10^{-2} = \log_{10} 1.43 - 2
常用対数表で1.4の行、3の列を探します。すると0.1553という値が見つかります。
したがって、log100.0143=0.15532=1.8447\log_{10} 0.0143 = 0.1553 - 2 = -1.8447

3. 最終的な答え

問題6:
(1) log104.56=0.6590\log_{10} 4.56 = 0.6590
(2) log107.03=0.8470\log_{10} 7.03 = 0.8470
問題7:
(1) log10276=2.4409\log_{10} 276 = 2.4409
(2) log100.0143=1.8447\log_{10} 0.0143 = -1.8447

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