$3^{20}$ の桁数を求める問題です。ただし、$\log_{10}3 = 0.4771$ とします。

その他対数桁数常用対数
2025/5/28

1. 問題の内容

3203^{20} の桁数を求める問題です。ただし、log103=0.4771\log_{10}3 = 0.4771 とします。

2. 解き方の手順

3203^{20} の桁数を求めるために、常用対数 log10320\log_{10}3^{20} を計算します。
常用対数の性質より、log10320=20log103\log_{10}3^{20} = 20 \log_{10}3 となります。
問題文より log103=0.4771\log_{10}3 = 0.4771 であるので、
log10320=20×0.4771=9.542\log_{10}3^{20} = 20 \times 0.4771 = 9.542 となります。
3203^{20} の桁数を nn とすると、10n1320<10n10^{n-1} \le 3^{20} < 10^{n} が成り立ちます。
この不等式の各辺の常用対数をとると、
log1010n1log10320<log1010n\log_{10}10^{n-1} \le \log_{10}3^{20} < \log_{10}10^{n}
n19.542<nn-1 \le 9.542 < n
となります。
したがって、nn9.5429.542 より大きい最小の整数であるので、n=10n=10 となります。

3. 最終的な答え

10桁

「その他」の関連問題

与えられた条件が、ある命題の必要条件、十分条件、必要十分条件、あるいはどれでもないかを判断する問題です。

論理必要条件十分条件必要十分条件命題
2025/5/29

問題は3つあります。 69.(1) 3進数 $12021_{(3)}$ を10進数で表す。 69.(2) 10進数 $2257$ を8進数で表す。 70.(1) 正八角形の頂点を結んで三角形を作るとき...

数の表現幾何学ベクトル座標空間図形
2025/5/28

命題「$x > 1 \Rightarrow x > 0$」の真偽を調べ、さらに、その逆、裏、対偶をそれぞれ述べ、それらの真偽を調べる。ただし、$x$ は実数とする。

命題真偽論理対偶
2025/5/28

全体集合 $U$ において、$n(U) = 40$, $n(A) = 25$, $n(B) = 21$, $n(A \cap \overline{B}) = 7$ であるとき、以下の値を求める問題です...

集合集合の要素数ド・モルガンの法則
2025/5/28

加法定理を使って、$sin3\theta$を$sin\theta$だけで表す。

三角関数加法定理倍角の公式三角関数の合成
2025/5/28

全体集合 $U = \{1, 2, 3, 4, 5\}$ の部分集合 $A = \{1, 2, 5\}$ と $B = \{3, a\}$ がある。$A \cap B = \phi$ であるとき、$a...

集合集合演算共通部分要素
2025/5/28

結晶面のミラー指数を求める問題です。4つの図それぞれについて、図中に示された面がx軸、y軸、z軸と交わる点の座標からミラー指数を計算し、解答します。

結晶ミラー指数逆数幾何学
2025/5/27

立方体の各面に6種類の色を塗るとき、塗り方は何通りあるかを求める問題です。

組み合わせ多項定理立方体場合の数長方形
2025/5/27

問題は、$\log_{10} 2 = 0.3010$、$\log_{10} 3 = 0.4771$ を用いて、 $3^{60}$ の最高位の数字を求める問題です。

対数指数桁数最高位の数字
2025/5/26

グラフは甲町と丙町の間を往復するバスの運行を示したものです。7時台に乙町からは何台のバスが出発するかを、グラフから読み取り、選択肢から選ぶ問題です。

グラフ時刻問題解決データ分析
2025/5/26