ベクトル $\vec{a} = (1, 2)$、$\vec{b} = (-2, 1)$ であるとき、ベクトル $\vec{p} = (7, 4)$ を $s\vec{a} + t\vec{b}$ の形で表す問題です。つまり、$s$ と $t$ の値を求める問題です。

代数学ベクトル線形代数連立方程式
2025/5/28

1. 問題の内容

ベクトル a=(1,2)\vec{a} = (1, 2)b=(2,1)\vec{b} = (-2, 1) であるとき、ベクトル p=(7,4)\vec{p} = (7, 4)sa+tbs\vec{a} + t\vec{b} の形で表す問題です。つまり、sstt の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

p=sa+tb\vec{p} = s\vec{a} + t\vec{b} を成分で表すと、
p=s(1,2)+t(2,1)=(s2t,2s+t)\vec{p} = s(1, 2) + t(-2, 1) = (s - 2t, 2s + t)
これが p=(7,4)\vec{p} = (7, 4) と等しいので、次の連立方程式が成り立ちます。
s2t=7s - 2t = 7
2s+t=42s + t = 4
2番目の式を2倍して、4s+2t=84s + 2t = 8
1番目の式と足すと、5s=155s = 15 となります。
したがって、s=3s = 3 です。
これを2番目の式に代入すると、2(3)+t=42(3) + t = 4 より、6+t=46 + t = 4 なので、t=2t = -2 となります。

3. 最終的な答え

s=3s = 3, t=2t = -2
p=3a2b\vec{p} = 3\vec{a} - 2\vec{b}

「代数学」の関連問題

問題は2つあります。 (2) $\frac{1}{2i}(1+i)^2$ を計算する問題。 (4) $\frac{\sqrt{32}}{\sqrt{-2}}$ を計算する問題。

複素数計算
2025/5/29

与えられた数式の値を求める問題です。 数式は $\sqrt{(3-\pi)^2} + \sqrt{\pi^2 - 8\pi + 16}$ です。

式の計算絶対値平方根因数分解無理数
2025/5/29

あるファミリーレストランでのバイトの日給計算表に基づいて、Dさんの日給を推測する問題です。Aさん、Bさん、Cさんの労働時間と日給が与えられており、Dさんの各時間帯の労働時間から日給を推測します。

連立方程式一次方程式線形代数給与計算
2025/5/29

二次方程式 $x^2 - 2\sqrt{3}x + 2 = 0$ を解く問題です。

二次方程式解の公式平方根
2025/5/29

与えられた2次方程式 $x^2 + 2\sqrt{3}x + 3 = 0$ を解きます。

二次方程式因数分解解の公式平方根
2025/5/29

与えられた二次方程式 $3x^2 - 4x - 2 = 0$ を解く。

二次方程式解の公式平方根代数
2025/5/29

2次方程式 $x^2 + 2x - 2 = 0$ を解く問題です。

二次方程式解の公式平方根
2025/5/29

2次方程式 $x^2 - 2ax + 3a - 2 = 0$ について、以下の3つの条件を満たす実数 $a$ の範囲を求める問題です。 * 異なる2つの実数解をもつ * 正の解と負の解...

二次方程式判別式解の公式解と係数の関係
2025/5/29

引越しアシスタントのアルバイト料金表から、Fさんのアルバイト料金を推測する問題です。アルバイト料金は、アシスタント回数、実働時間、梱包トレーニング参加回数、遅刻回数によって決定されると考えられます。

連立方程式一次方程式比例料金計算文章問題
2025/5/29

実数 $a$ を変数とする2次関数 $f(x) = 2x^2 - 4ax + 4a^2 + 7a - 30$ について、$y=f(x)$ のグラフと $x$ 軸との共有点の個数を $a$ の値によって...

二次関数判別式二次不等式グラフ共有点
2025/5/29