引越しアシスタントのアルバイト料金表から、Fさんのアルバイト料金を推測する問題です。アルバイト料金は、アシスタント回数、実働時間、梱包トレーニング参加回数、遅刻回数によって決定されると考えられます。

代数学連立方程式一次方程式比例料金計算文章問題
2025/5/29

1. 問題の内容

引越しアシスタントのアルバイト料金表から、Fさんのアルバイト料金を推測する問題です。アルバイト料金は、アシスタント回数、実働時間、梱包トレーニング参加回数、遅刻回数によって決定されると考えられます。

2. 解き方の手順

まず、各項目の料金への影響を分析します。
- **アシスタント回数と実働時間:** これらは比例関係にあると考えられます。AさんとBさんを比較すると、アシスタント回数が5回から10回に、実働時間が35時間から70時間に増加しています。アルバイト料金は42,000円から77,000円に増加しています。
- **梱包トレーニング参加回数:** CさんとEさんを比較すると、アシスタント回数と実働時間はそれぞれ15回、105時間と10回、70時間。アルバイト料金はそれぞれ104,000円と70,000円となっています。Cさんは梱包トレーニングに参加していませんがEさんは参加しています。
- **遅刻回数:** AさんとDさんを比較すると、アシスタント回数と実働時間、梱包トレーニング回数は同じですが、Aさんは遅刻回数が0回、Dさんは1回であり、アルバイト料金はそれぞれ42,000円と41,500円となっています。遅刻するとアルバイト料金が減るようです。
各項目がアルバイト料金に与える影響を定量的に評価します。
- アシスタント回数5回、実働時間35時間あたりの基本料金を xx 円とします。
- 梱包トレーニング参加1回あたりの料金を yy 円とします。
- 遅刻1回による減額を zz 円とします。
上記のAさん、Bさん、Cさん、Dさんの情報から連立方程式を立てます。
x+y=42000x + y = 42000 (Aさん)
2x+y=770002x + y = 77000 (Bさん)
3x+2z=1040003x + 2z = 104000 (Cさん)
x+yz=41500x + y - z = 41500 (Dさん)
最初の2式からxxyyを求めます。
2x+y(x+y)=77000420002x + y - (x + y) = 77000 - 42000
x=35000x = 35000
y=4200035000=7000y = 42000 - 35000 = 7000
次に、Dさんの式を使って、zzを求めます。
35000+7000z=4150035000 + 7000 - z = 41500
42000z=4150042000 - z = 41500
z=500z = 500
Fさんのアルバイト料金を計算します。Fさんはアシスタント回数15回、実働時間105時間、梱包トレーニング参加回数1回、遅刻回数1回です。
したがって、Fさんのアルバイト料金は、
3x+yz=3(35000)+7000500=105000+7000500=1115003x + y - z = 3(35000) + 7000 - 500 = 105000 + 7000 - 500 = 111500

3. 最終的な答え

111,500円

「代数学」の関連問題

与えられた数列の一般項、または数列の和を求める問題だと考えられます。数列は $\frac{1}{1 \cdot 5}, \frac{1}{5 \cdot 9}, \frac{1}{9 \cdot 13...

数列部分分数分解シグマ等差数列telescoping sum
2025/5/30

与えられた数列 $1, 2, 5, 14, 41, \dots$ の一般項 $a_n$ を階差数列を用いて求める。

数列階差数列等比数列一般項
2025/5/30

数列 $10, 8, 4, -2, -10, \dots$ の一般項を求める問題です。

数列一般項階差数列等差数列
2025/5/30

初項から第 $n$ 項までの和が $n^2 - 3n$ で表される数列の一般項を求める。

数列一般項
2025/5/30

与えられた数列 $1, 2, 5, 10, 17, 26, \dots$ の一般項 $a_n$ を求めます。

数列一般項階差数列等差数列
2025/5/30

数列 $2 \cdot 3, 4 \cdot 5, 6 \cdot 7, \dots, 2n(2n+1)$ の初項から第 $n$ 項までの和を求めます。

数列シグマ和の公式等差数列等比数列
2025/5/30

数列 $2\cdot3, 4\cdot5, 6\cdot7, \dots, 2n(2n+1)$ の初項から第 $n$ 項までの和を求める。

数列シグマ級数公式
2025/5/30

2次関数 $f(x) = ax^2 + bx + c$ が点 $P(0, 2)$, $Q(-1, 12)$, $R(1, -4)$ を通る時、定数 $a, b, c$ の値を求める。また、$f(x)$...

二次関数最大値最小値不等式判別式
2025/5/30

行列式の性質を用いて、次の等式を示す問題です。 $$ \begin{vmatrix} a+b+2c & a & b \\ c & b+c+2a & b \\ c & a & c+a+2b \end{v...

行列式行列式の性質計算
2025/5/30

与えられた3つの問題について、それぞれのグラフの交点の座標を求める問題です。 (1) $y = 3x$ と $y = -2x + 10$ (2) $y = 3x - 14$ と $y = -2x^2$...

連立方程式二次関数グラフ交点
2025/5/30