$\sqrt{5}$ と $\sqrt{2} + \sqrt{3}$ が等しくないことを説明する。

代数学平方根不等式数の比較代数
2025/5/28

1. 問題の内容

5\sqrt{5}2+3\sqrt{2} + \sqrt{3} が等しくないことを説明する。

2. 解き方の手順

2+3\sqrt{2} + \sqrt{3} を2乗する。
(2+3)2=(2)2+2×2×3+(3)2(\sqrt{2} + \sqrt{3})^2 = (\sqrt{2})^2 + 2 \times \sqrt{2} \times \sqrt{3} + (\sqrt{3})^2
=2+26+3= 2 + 2\sqrt{6} + 3
=5+26= 5 + 2\sqrt{6}
5\sqrt{5} を2乗すると、(5)2=5(\sqrt{5})^2 = 5
(2+3)2(\sqrt{2} + \sqrt{3})^2(5)2(\sqrt{5})^2 を比較する。
5+26>55 + 2\sqrt{6} > 5
両方とも正の数なので、2乗したものが大きい方が元の数も大きい。
2+3>5\sqrt{2} + \sqrt{3} > \sqrt{5}
したがって、5\sqrt{5}2+3\sqrt{2} + \sqrt{3} は等しくない。

3. 最終的な答え

(2+3)2=5+26(\sqrt{2} + \sqrt{3})^2 = 5 + 2\sqrt{6} であり、(5)2=5(\sqrt{5})^2 = 5 である。 5+26>55 + 2\sqrt{6} > 5 であるから、2+3>5\sqrt{2} + \sqrt{3} > \sqrt{5} となり、5\sqrt{5}2+3\sqrt{2} + \sqrt{3} は等しくない。

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