(1) 点Aは反比例のグラフ y=xa 上にあるので、Aの座標を (2,yA) とおくと、yA=2a と表せます。 また、点Aは直線 y=23x+9 上にもあるので、yA=23×2+9=3+9=12 です。 したがって、2a=12 より、a=24 となります。 (2) a=24 がわかったので、反比例のグラフは y=x24 となります。 点Bのx座標は-8なので、点Bのy座標は yB=−824=−3 となります。したがって、Bの座標は (−8,−3) です。 直線 y=23x+9 とx軸との交点Cは、0=23x+9 を解いて 23x=−9 より x=−6 となります。したがって、Cの座標は (−6,0) です。 点Pのx座標は6なので、Pの座標は (6,0) です。 点Aのy座標は12なので、Aの座標は (2,12) です。 三角形ABPの面積は、Pから直線ABへの距離を高さとすると計算が複雑になるので、座標を利用して計算します。
A(2, 12), B(-8, -3), P(6, 0)の座標から、三角形ABPの面積を計算します。
三角形の面積の公式を使うと、
S=21∣(xA−xP)(yB−yA)−(xA−xB)(yP−yA)∣ S=21∣(2−6)(−3−12)−(2−(−8))(0−12)∣ S=21∣(−4)(−15)−(10)(−12)∣ S=21∣60+120∣ S=21∣180∣ S=21×180=90 したがって、三角形ABPの面積は90です。
(3) Dの座標は、直線 y=23x+9 のy切片なので、Dの座標は (0,9) です。 A(2, 12), D(0, 9), P(x, 0)
AP=(x−2)2+(0−12)2=(x−2)2+144 DP=(x−0)2+(0−9)2=x2+81 AD=(2−0)2+(12−9)2=4+9=13 L=AP+DP+AD=(x−2)2+144+x2+81+13 dxdL=(x−2)2+144x−2+x2+81x=0 AP+DPが最小となるときは、PがADに関してAと線対称な点A'とDを結ぶ直線上にあるときなので
AP+DP=A'P+DP=A'Dが最小になる。
A'の座標を(p,q)とすると、線分AA'の中点がx軸上にあるので、
212+q=0 より、q=−12。 また、直線AA'はx軸に垂直なので傾きを持たない。
このことから、ADに関してAと線対称な点のA'の座標は(2,-12)となる。
2点A'(2,-12),D(0,9)を通る直線は
x−0y−9=2−0−12−9 xy−9=2−21 y−9=−221x 点Pはx軸上にあるからy=0より
−9=−221x x=2118=76