5%の食塩水と20%の食塩水を混ぜて500gの食塩水を作る。できた食塩水の濃度を8%以上11%以下にするためには、5%の食塩水を何g以上何g以下にすればよいか。

代数学文章問題不等式濃度一次不等式
2025/5/28

1. 問題の内容

5%の食塩水と20%の食塩水を混ぜて500gの食塩水を作る。できた食塩水の濃度を8%以上11%以下にするためには、5%の食塩水を何g以上何g以下にすればよいか。

2. 解き方の手順

* 5%の食塩水の量を xx (g) とすると、20%の食塩水の量は (500x)(500 - x) (g)となる。
* 食塩の量について考える。5%の食塩水に含まれる食塩の量は 0.05x0.05x (g) であり、20%の食塩水に含まれる食塩の量は 0.20(500x)0.20(500 - x) (g) である。
* 500gの食塩水全体の食塩の量は、 0.05x+0.20(500x)0.05x + 0.20(500 - x) (g) となる。
* 食塩水の濃度は、(食塩の量) / (食塩水全体の量) で計算できる。食塩水の濃度が8%以上11%以下であるという条件から、不等式を立てる。
0.08 \le \frac{0.05x + 0.20(500 - x)}{500} \le 0.11
* 不等式を解く。まず、すべての項に500をかける。
0.08 \times 500 \le 0.05x + 0.20(500 - x) \le 0.11 \times 500 \\
40 \le 0.05x + 100 - 0.20x \le 55
* 次に、各項から100を引く。
40 - 100 \le 0.05x - 0.20x \le 55 - 100 \\
-60 \le -0.15x \le -45
* 各項を-0.15で割る。負の数で割るので、不等号の向きが変わることに注意する。
\frac{-60}{-0.15} \ge x \ge \frac{-45}{-0.15} \\
400 \ge x \ge 300
* したがって、300x400300 \le x \le 400

3. 最終的な答え

5%の食塩水は300g以上400g以下にすればよい。

「代数学」の関連問題

与えられた行列の積を計算する問題です。具体的には、問題(13)と(17)の行列の積を計算します。 (13) $\begin{pmatrix} 1 & 3 \\ 2 & 4 \end{pmatrix} ...

行列行列の積線形代数
2025/5/29

問題は、与えられた行列の積を計算することです。今回は、問題番号(11)の行列の積を計算します。 与えられた行列は $\begin{pmatrix} -3 & 2 \\ 5 & -1 \end{pmat...

行列行列の積線形代数
2025/5/29

$x$ がどのような値をとるときも、等式 $(ax+1)(x+b) = 3x^2 + 16x + c$ が成り立つような $a, b, c$ の値を求めなさい。

恒等式多項式係数比較連立方程式
2025/5/29

## 1. 問題の内容

数列漸化式一般項
2025/5/29

数列 $\{a_n\}$ の初項から第 $n$ 項までの和 $S_n$ が、一般項 $a_n$ を用いて $S_n = 2a_n + n$ と表されるとき、一般項 $a_n$ を $n$ で表せ。

数列漸化式等比数列
2025/5/29

ある正方形の横の辺の長さを3cm長くして長方形を作ったところ、長方形の面積が元の正方形の面積の2倍になった。元の正方形の一辺の長さを求める。

二次方程式面積文章問題方程式
2025/5/29

与えられた3つの2次方程式を解く問題です。 (1) $x^2 - 6x - 3 = 0$ (2) $2x^2 + 4x + 1 = 0$ (3) $3x^2 - 2x - 1 = 0$

二次方程式解の公式根の計算
2025/5/29

次の3つの不等式を解きます。 (1) $3(x+8) > 7x$ (2) $-1.5 + 2 > 1.7x + 0.4$ (3) $\frac{2}{3}x - 6 < \frac{3x-2}{2}$

不等式一次不等式解法
2025/5/29

一次関数 $y = 2x - 3$ のグラフを座標平面上に描画すること。

一次関数グラフ座標平面傾き切片
2025/5/29

Aさんが持っているお金でケーキを買おうとしたところ、ケーキを5個買うには100円足りない。ケーキより120円安いマリトッツォを7個買うと100円余る。Aさんが持っていたお金を求める。

文章問題一次方程式数量関係
2025/5/29