この線積分を計算するために、グリーンの定理を使用します。グリーンの定理は、次の式で表されます。
∮CPdx+Qdy=∬D(∂x∂Q−∂y∂P)dA ここで、C は領域 D の境界であり、P と Q は x と y の関数です。 この問題では、P=2x+5y+20、Q=3x+2y+10 です。まず、偏導関数を計算します。 ∂x∂Q=∂x∂(3x+2y+10)=3 ∂y∂P=∂y∂(2x+5y+20)=5 したがって、
∂x∂Q−∂y∂P=3−5=−2 グリーンの定理を適用すると、線積分は次の二重積分に変換されます。
∮C(2x+5y+20)dx+(3x+2y+10)dy=∬D(−2)dA=−2∬DdA ここで ∬DdA は台形の面積を表します。台形の面積は、上底と下底の長さの平均に高さを掛けたものです。 下底の長さは OP=3 です。上底の長さは RQ=2.5−0.5=2 です。高さは 2 です。したがって、台形の面積は 23+2×2=5 したがって、二重積分は
∬DdA=5 よって、線積分は
∮C(2x+5y+20)dx+(3x+2y+10)dy=−2×5=−10